ルームシェアをしている親友同士が、実は両片思いをしているというお話。
拓海が酔ってキスをしてしまうことから関係が少しずつ変化していきますが、傍から見ていればすぐ気が付くくらいお互いの気持ちがダダ漏れなのがあちこちで表現されていました。ただ、アキの言い方では拓海が誤解をして傷付いてしまうのも分かるし、嫌われたと思うのも分かります。また、好きな人に酔って迫られて困ってしまうアキの気持ちも良く分かる。そしてさらに言えば、勇気が出ないからお酒の力を借りたくなってしまうのもものすごく良く分かる。ほんのちょっとしたボタンの掛け違いで一時は気まずくなりましたが、きちんと気持ちを伝え合うことの大切さを実感しました。改めて、言葉で伝えることの難しさを感じます。
また、お話の中に出てくるカクテル言葉はオシャレでカッコいいと思いました。そんな言葉でこっそり気持ちを伝えてたなんて、アキは意外とロマンチストなんだなと思いました。途中は焦れったさもありますが、切なさでキュンとしました。