ネタバレ・感想ありさよなら、ナナシのバイオリンのレビュー

(4.6) 105件
(5)
76件
(4)
20件
(3)
9件
(2)
0件
(1)
0件
ごめんなさい
ネタバレ
2022年7月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ たぶんすごく個人的になんですがあんまり好みでなかったです、、。絵が物凄く美しくて上手いなあとは思うのですが、主人公と相手のバイオリン君をなんでか好きになれなかったのと話の内容も何というか独特でついていけなかった、、のかな?あと、画力故なのか時々それがセリフと相まってギャグ漫画のように見えてしまう箇所がいくつかありました。最後のピアノ君のショートストーリーの方が好き。こればっかりは好みなので好きな方ももちろんいると思います。
いいね
0件
名前を付けた物に命が宿る
2022年7月15日
しっかりした絵柄と他にはない設定に惹かれました。実際に名前を付けた物体が生物になるというのは、かなり大変そうな世界です(笑)

【過去に名持ちのバイオリンを失ったことがある奏介。名持ちは持たないと決めていたが、成り行きで名前を忘れた名持ちの人型バイオリンを持つことになる。】

この人型バイオリン、Gaが純粋で不思議ちゃんキャラ。持ち前の強引さで奏介の心にどんどん入り込み、かたくなな心を溶かし、癒し、愛を植え付ける役目です。
子どもっぽいのに、攻めるときには雄臭くもなる見目のよさ…ありがたい(?)
名前が見つかって良かった。思わぬ名前だったけど(笑)ちょっと『千と千尋の神隠し』を思い出しました。

奏介のトラウマへのこだわりの割りにはすんなりと進んでいくので、BLとしての葛藤をあまり感じられませんでした。物体が命を持つというテーマが単行本一冊に対して大きすぎるのかもしれませんね。キャラクターもビジュアルも明るく、深刻さが伝わりにくかったのではと思います。

また不思議な設定や、画力を活かした作品を見てみたいです。
けっこうぶっ飛んでました
ネタバレ
2022年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 物に名前をつけると命が宿り生物になるという
これまた不思議な設定に興味を持ち読んでみました。

変身するビジュアルがけっこうぶっ飛んでいて、びっくり。
基本は感動ストーリーなのですが、
途中で女物の下着つけたり、本当の名前がギャグぽかったり、
物とのエロ…に気が散ってしまい、感動できませんでした(^^;

ぶっ飛んだ描写がNGなわけではなく、個人的にBLにはうーんという感じで、
(基本人外が苦手で…バイオリンとエロ!?とか思っちゃう訳です…)
少年マンガとかだったらまた違ったかも?と思いました。

総222ページ(描き下ろし8ページ、電子限定描き下ろし1ページ)。
不思議な設定
2022年5月15日
他作品にはない不思議な設定に興味を惹かれました。絵柄と世界観がぴったりとハマって心地よい作品でした。ちょっと展開が早いかなと思ったけれど面白かった
いいね
0件
生き物から楽器に
2022年3月30日
まるっと表題作。生き物に名前を付けると楽器になるという不思議な世界観。バイオリニスト奏者がナナシのバイオリンを壊してしまい楽器屋を訪ねたら 珍しい人型?のバイオリンと出会い。なお話し。愛情をたくさん注ぎ奏でる音楽は素敵なもので。名前がない生き物の楽器はいつかただの楽器に戻るため 過去の名持ち楽器とのトラウマから 楽器はナナシと決めていたバイオリニストが 色々乗り越え 名持ちに本当の名前を見つけ出してハピエンなお話し。不思議な世界観のお話しだけどよかったです。が あまりにも情報が多く 展開が早いので あっという間に終わってしまったので もう少し余白というか 余韻というか があればもっとよかったなぁと。
レビューをシェアしよう!
作家名: うめーち
ジャンル: BLマンガ
出版社: リブレ