めっちゃくっちゃおもしれーーー!なんじゃこりゃあ!バチくそおもろい。作中の歴史的動態も歴史好きからすると、ものすごいリアリティがある。最後に載ってる年表も根拠のある嘘というかフィクションというか。史実に基づいた考察からねつ造された歴史感。あと、マンガがうめぇ。字がみっちりなところも青輝のキャラを良く表していて面白い。最後の日本地図をくりぬいた周りの文字も面白いから、読み飛ばしてる人は読みな。どえりゃあ黒船が来襲しよった。松木先生の過去作も踏まえた上で感じたこと、人は生まれながらに不平等で不公平でどうしょうもないけど、なるべく公平たろうと努力することが、生まれながらの不平等で弱者である人への理解を示すことになるんじゃないかな、と。常に、自分の正しさを疑っていく生き方の難しさよ。