オメガバのちょっと苦手なとこ。Ωが必要以上に虐げられること。理解者や守ってくれる人、安心できる場所のない北原。家族からも虐げられて一人暮らし。見ていてとてもつらい。最終的には、救われる。一条の手料理でガリガリの痩せ細りからは少しずつ脱却しているし、感情も素直に出せるようになるし。Ωについていまいちよくわかってない一条が、お母さん(おそらく男性Ω)にΩの事を聞きに行ったり、料理習ったり。運命の番ではないようだけど、この2人が出会えて本当によかった。一条家で家族と一緒にごはんを食べる北原が、経験のない状況に緊張してしまうのとか、胸がギュッとなるシーンもあるけれど、一条のニカッと笑う無邪気な顔とか、和むシーンもあって。あぁ、とにかく素敵な作品です。必ず続編も買います。蜜月同棲編とか、楽しみでしかない。最後にひとつだけ、Ωのヒートにはαは抗えないのが共通かと思っていたけど、一条は普通にスルーできてます。匂いは感じてるけど、すぐに手を出すことはなかったです。ちょっと?となりました。