普段はレビューなど書かないのですが、
あまりにも感激した作品のため、どうしても語りたく、個人的な感想をここで述べさせてください。
漫画作品として絵の美しさや、読みやすさ、物語の素晴らしさなどは私が述べるまでもなく素晴らしいです。試し読みだけでも伝わると思います。
ここからは完全に個人の感想になります。
レミリアがエミを想うシーン、そしてエミがレミリアを想うシーンでは幾度となく泣かされてきました。
レミリアの作中での全ての行動や言動が、レミリアにとってエミがどれほど大切なものだったのかをありありと語っています。
自分を満たしてくれるもの、そしてそういう存在との出会いが、どれほど素晴らしく幸福なことであるかに気づかせてくれる作品です。
自分にもそういう何かとの出会いがあるだろうか、
自分がそういう存在に出会える人である為にどう生きていくべきか、
エミに出会えたレミリアを羨ましく思いつつも考えずにはいられません。
最終巻まで読めて多幸感でいっぱいです。