絵、テンポ、お話、笑い、勢い、エロさ
全てが最高でした。
つばめが可愛すぎ!
サイードとの出逢いも最高でしたが、愛されてわちゃわちゃになっていくツバメが可愛く、元ヤンなんだろうけど、恋愛にトラウマをずっと抱いて、行為が恐怖って人柄まで何もかもが練りこまれた設定でした。
まず、そこの設定だけに釘付け。
サイードも自分の産まれた境遇に、ずっと苛まれていて、相手に必要以上に尽くすことで、自己の存在意識を確立してきてて、拗らせた愛を与えてきてるという人物像。
つばめと出逢い、ずっと一緒に居てほしいと、心から願う気持ちがとても現れていました。
たまに出てくる笑いの要素も最高。本当良いタイミングで出てくる。
絵も素晴らしく妖艶であり、とても美しい。
読ませるスピード感、息継ぎのタイミングすら忘れる程、のめり込ませる設定、エロさも素晴らしく。
一度、読むと満足度の高さにびっくりすると思う。
本当素晴らしい作品でした。