ネタバレ・感想あり花ゆめAi 僕の棺で晩餐をのレビュー

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心に優しいものが残りました。
ネタバレ
2023年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 孤独な2人が出逢って、悲恋だけど優しい気持ちになりました。
「おまえなら、きっといつか夜を超えて生きていく」この言葉がとても私の心に響きました。
明けない夜は無いけれど、人生の夜と思える事は皆さん経験すると思います。
こんな表現ができる作者さんが大好きです。
短編ですが素敵な作品でした。
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そうなんだー(涙)
2022年8月31日
2人の気持ちが近づいていく経緯も良かったですし、ラストも良かったです!でも、やっぱり、そうなんだと・・・落涙してしまうのはしょうがないですね・・・白い蝙蝠を見つけたら、嬉しくなりそうです。
短編 完結とは 勿体ない作品。
2022年8月20日
きゅーとくる痛みある 切ない読後感でした。美しい作品です。こんな良作をもっとピックアップして欲しい。知らないまま過ごしてました。島へ行って良かった♪教えていただき感謝です。本作品は 作者様のセンスが際立っています。牙を失った白い吸血鬼 白いコウモリ もぅナニ コレ色々。プロットやワードセンスもさながらキャラデザ
背景画も良きでした。衣装も良かった。自己犠牲や救済ものに弱々の私には ど真ん中の作品でした。オススメです。
牙を失った吸血鬼
ネタバレ
2022年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな少女漫画家さんの作品。。フォローしてる方がレビュー上げてくださって、この短編に気付きました。ありがとうございます! 新作ではなく、過去作の電子化のようです。ありきたりではない、とても凝ってて特別なお話を毎回描かれる先生で、ストーリー展開にいつも唸らされます。40ページ100ポイントで、牙を失った吸血鬼とある理由でさみしく暮らす女の子との悲恋が描かれます。オススメですよ。
哀しい
2022年7月8日
短編だけどとっても心に落ちてくるお話。哀しい、でも同時に心が暖かくなります。購入して良かった、何回も読み直すよ。
とても良かったです…心に残りますね。
ネタバレ
2022年6月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ (短編ですのであまり情報を入れない方が良いかも?ですので、薄目でどうぞ苦笑)

★闇からはじかれた白い吸血鬼・アシュリーと町から爪弾きにされている娘・ロヴィサの出会いと夜明けの物語。

★雪道で足を痛めて動けなくなったロヴィサは意識が薄れる中、白い蝙蝠を目にした…。

★会話の掛け合いが楽しいのですよ。2人とも久し振りのお喋りを楽しんでいるようで、テンポも良くて。でも、お喋りの内容は、悲しい。その重みが言葉を通してこちらにやってきます。でも、悲観ではなく諦観の域にいるように思える2人は、凛として見えます。そして、とても可愛らしく、柔らかくなっていくのです。そばに…心に、誰かがいてくれるのは、温かいですね。

★短編集からの著者自薦復刻とのこと。表題作のみ40ページ。自分で驚いたのですけれど、泣いていました。悲しいのとは少し違うのですけれど、こらえきれなかったです。(涙腺は弱い方だとは思います苦笑)

★レビューに惹かれて読みましたが、(100ptというのもありがたいですね)仰るとおり、素晴らしい短編でした。感謝です。
切なくて美しい
ネタバレ
2022年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単行本の表題作、ためし読みで気になっていたので単話売り嬉しいです。心通わせるふたりの表情がなんともいえず愛おしそうで、そしてアシュリーが素敵すぎて、だからこそエンディングが切なかったです。短いけどギュッと心掴まれる作品です。
すっごく好き
2022年6月20日
牙が折れ、血が吸えなくなった吸血鬼と
村のはみだし者の女の子の物語――。

ダークで切なく、美しいです。
大好きな作者様の作品の中でも、一番好きな作品。

Twitterでこの作品が短編として発売されると聞いた瞬間、ダッシュでシーモアに買いに行きました。
吸血鬼のアシュリーが、超絶カッコいい。
強く、美しく、誇り高い男。

そして物語も美しい。
何度読み返しても、絵と物語の美しさにため息が出る。

美しくも儚い、夢のような。
鈍く残る胸の痛みまで ずっと抱きしめていたくなるような物語。

総40頁…短編ですが、読み応えあります。
この作品を単体で、電子で読めるなんて本当に嬉しい。
超超超超オススメです
出会った意味と夜明け。
2022年7月29日
『年年百暗殺恋歌』の作家さんの2011年の作品。
短編の中にギュッと哀愁や切なさが詰まっています。
夜明けは、ロヴィサの新しい明日と、アシュリーの崇高な魂、双方にもたらされたもの…と思います。
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作家名: 草川為
出版社: 白泉社
雑誌: 花ゆめAi