覚えゲーが対峙する両者の前提になった途端、狸のレベルが高すぎて狐に勝ち目はありませんでした、というお話。
(狐と狸が逆かもしれませんが、作中ではライバルキャラの方が女狐と呼ばれていたので。)
皇太子筆頭に、ライバルキャラの攻略済みキャラ達の隙のでかさがあからさますぎた、とも言えますが。手の内が知れていれば、誰でも勝てるかもと思えるくらい、攻略キャラ達の脇が甘い。
ザマァがお約束とはいえ、悪役令嬢側にも主人公補正がかかっていて、それによるご都合展開が少し気になりましたかね。
個人的にライバルキャラのオチが腑に落ちる形になっていて、人格がダブればこうなる可能性もあるなと納得。
作画レベルは高いですしコマ運びも軽妙で、とても読みやすい漫画でした。