初読み作家さま。
本作のタイトルに惹かれて1巻読了。(前作は『きみはかわいい女の子』)
お話はまだまだ始まったばかりで、「全員が片思い」という見出しの全容も出揃ってはいませんが、主人公「光」の、ゆっくり恋に落ちていく様子がとってもきれいで、台詞のないコマが効いています。
1巻の後半の方にいくにつれ、段々解ってくる事もありますが、最初は表情とか動きだけでは理解しにくいところがあり戸惑いました。
でも、告白して付き合いたい訳ではなく、ただ好きな人を見つめていたいという切ない想いが、心の琴線を揺らしてくれるようです。
【追記】
3巻までで誰が誰の横顔を見ていたのかがハッキリします。
すっごくいいです。
作家さま上手い!セリフの無いシーンが胸に沁みます。
3巻終わり「朝霧」くんがいきなり動きます。
続編が待ち遠しく楽しみです。