本作品を初めて見た時、凪のスピンオフというのは勿論ですが「本編主人公である潔世一は他の参加者からはどう見えているのだろう」という興味が決め手となって購入しました。
凪視点で潔を見ていると、「得体のしれない怪物」そのものです。本編での序盤の潔のサッカーは「なんとか食らいついている」と本人も言っていたように、まだ未熟で上位層に懸命に食らいついている様子でした。でも、それは相手も同じだったんだなあと。自分よりも下手なはずの潔の存在に恐怖して、がむしゃらにサッカーをしてしまうんです。どれだけ厄介なんだろう……スポーツをやったことがないので分かりませんが、適応能力の天才は伊達じゃありません。こんなのラスボス以外の何者でもないでしょ……
凪と玲央も「あ、そんなこと考えてたんだ!?」というシーンが多くて新たな発見ばかりです。買って良かった〜!映画も楽しみです!