ネタバレ・感想あり【愛蔵版】新世紀エヴァンゲリオンのレビュー

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これが原点でよくね?
2025年3月25日
ぶっちゃけこれが原点で良いと思ってます。何か他だとオタク批判とかそういう創作者の私怨とか含めてるのと庵野節?とかが入るのでぶっちゃけ訳わからんので貞元版が一番上手くまとまっている気がする。迷走したから心の迷宮に入ったとか、演者の人も超展開に捉えたらしく違和感あったとか、某光の巨人やったときも某光の巨人は神じゃねぇって言うテーマがあるのにもかかわらず神気取りの優生思想の生物にされたので。ある意味テーマが安定してるように見えるので、TV版のダイジェストというよりはTV版がダイジェストに思えてしまうかも。
設定補完計画
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品はアニメ版や映画版のエヴァンゲリオンとは違う、別の世界線の作品である。
内容としてはハッピーエンドに最も近く、登場人物である彼らの人生はこれからも続いていくであろうことが示唆されている。
映像作品とは違い、エヴァンゲリオンの世界観に関する説明が多く書かれており設定の補完という観点でも良い作品となっている。
絵のうまさは言わずもがなである。漫画としての読みやすさや格好良さなどがとても優れているわけではないが、その無機質さがエヴァンゲリオンの不気味さや不穏さとマッチしており、作品をより引き立てている。
エヴァンゲリオンがお好きな方であれば、一度は是非読んでいただきたい。
アニメ、映画、漫画それぞれ結構違うね
ネタバレ
2024年9月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 特に驚いたのが漫画版のカヲルくんは甘くない!僕は君に会うために生まれてきたんだとかめちゃくちゃ好きな台詞だったんだけど、漫画では別にシンジくんのこと好きって感じでもないし、役目を終えるためだけに重い腰あげてご登場って感じだ。加持さんの過去とか他のどの媒体でも出てこないと思うので、これは漫画版必見です。なかなかにこの人も辛い経験をされていた。ミサトさんと惹かれ合うのは運命だったんだなーと思う。再会してから何度もミサトさんに粉かけてて、何度もキスしようとするシーン今となっては胸が痛いわ。この二人は別の世界でケンカップルとして生まれ変わって欲しい。そして、ナオコとリツコね。旧作アニメ見たの10年くらい前なので忘れてしまったことも多いんだけど、ゲンドウ酷いことするわね…という感じで、この2人は同じ女として見てられんわ…ユイと冬月の関係もなんか、大人になってから見るとちょっと、冬月もやっぱりユイのこと好きだったんじゃね!?と思って、いろいろ検索したら出るわ出るわ…新しい扉開いちゃったかもしれん。結局、ゲンドウも冬月もユイにもう一度会いたかったんだよね??あのシーン見て、ただの教え子ではないと思った。というか、なんで冬月がゲンドウに協力してるのかってこと初めてちゃんと考えた気がした。それ言うなら、リツコとマヤとか、日向とミサトとか、アレッもしかして…な方々沢山いらっしゃいましたね。アニメも見返したくなりました。漫画版のラストは一般大衆向けと思った。やっぱり私はアニメのおめでとう拍手喝采エンドがだいすきなので、わけわからなくてもいいからあっちの方が好きですね。映画が続いてくれて、またみんなに会えたこと嬉しかったなぁ。突然読みたくなり購入でした。
社会現象を起こした作品
ネタバレ
2023年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ リアルタイムでアニメを視聴して紙媒体で初版の貞本エヴァも購入して持ってます。貞本さんがキャラデザしたのでどうせならとアニメの分かりにくかった部分を分かりやすくしてくださった感じです。貞本エヴァでは描かれなかったエピソードが多いのですが、最終回を綺麗に終わらせてくれたのでこれはこれでアリだと思ってます。受験の日に再会するとか胸熱でしたね。そもそもテレビ版の最終回の中でしっかりサードインパクトの描写があるのに皆さんシンちゃんの心の成長からの「おめでとう!」の数々に引っ張られすぎて気づかないんですもん。あとは赤木リツコ「ジャムおじさんの工場はダミーなのよ。本来は魂を持つはずのないパンが心を持つことができたのはアンパンマンだけ(他の仲間たちは?)なの」とか言って遊びましたね。懐かしいです。
紙本は持ってないので
ネタバレ
2023年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新世紀エヴァンゲリオンの新装版みたいな感じです。なかなか紙の本は手に
入りにくくて、古い初版本?の方も手に入りにくいかもしれません。アニメや映画にとエヴァは色々となりましたが、それぞれ設定?内容?が違っている様に漫画も違っています。なので、
エヴァが好きだと思う人には、漫画も読んで欲しいと思います。絵は知ってるエヴァそのものなので、絵に関しては違和感は無いと思います。
アニメよりシンジくんが元気
2023年6月9日
通常版(全14巻)所持。
エヴァリアタイ視聴世代です。
テレビ版のエヴァンゲリオン、あれは本当に衝撃的でした。重量感あるアクション、聖書になぞらえて散りばめられる謎、迫力とメリハリのある演出、組織と個人の絡み合う思惑、そして覇気のない主人公。毎週夢中になって観て、ラストに愕然としましたね……。旧劇場版も、映画館に観に行って放心しました。
さて、当時は自分もシンジくんとほぼ同い年だったので気付きませんでしたが、歳を重ねて思う事は「作中にまっとうな大人が存在してない」です。シンジくんかわいそう。
で、シンジ及びゲンドウは、庵野氏の分身の色濃いキャラだと思っているのですが。テレビ版では、子供の自分と大人になりたい自分の葛藤や他者の存在との折り合いをつけるための苦悩などが強く、シンジが他者と共に在りたいとか成長したいという気持ちが見えます。旧劇場版では、もう心の内の苦しさをバンバン叫びまくって、それでも他者が存在することを選んだという……私小説っぽさがあり、庵野氏のエヴァはここで完結していると思っています。
この貞本氏による漫画版は、シンジくんの性格がアニメに比べて前向きさと覇気があり、それが故に、主人公が成長する少年マンガとして成立していると思います。テレビ版と旧劇版を合わせてできうる限り謎伏線を回収しかつ異なる終着点のこの作品は、エンタメとしての完成度は最も高いのではないかと思います。
それでもやはり、エヴァンゲリオンは庵野氏のものであり、貞本氏によるエンドマークは「別モノ」。けどエヴァに興味のある方にはおすすめしたいという複雑な好きさのある作品です。
中盤までのテレビ版のダイジェストとしても見ることができ、新劇場版では見られない数々の名シーンが嬉しいです。特に、ヤシマ作戦での正八面体使徒とのポジトロンライフルすれ違いシーンがやたらと好きな私にとってポイント高い。
愛蔵版とは違う部分もあるかもしれませんが、備忘としてのレビュー。
感動。
ネタバレ
2023年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ ガラケーで買った貞本エヴァがあるのですが、巻数が多すぎて今では見づらいので、愛蔵版ということもあり、スマホで再購入しました。読み比べをしてないので、正しくないかも知れませんが、あれ?描き直しという所が多々あり、ガラケーを充電したりしたのですが、しんどくてまだまだ読み比べ出来そうにありません。
リアルにエンドオブエヴァから入った新参者なので、当初は一番残酷なエンドオブエヴァチートという感じ方をしていたのですが、初老の今は感じ方が少し変わってしまった事に気づかされました。老いた事が悲しいです。
何故か忘れてたのですが、貞本エヴァはSF初心者に分かりやすく設計されてるなと感動してたのも、何処だろう?とボケてしまった私です。私も存命中に中学生時代からの全ての作品を描きあげなければ、何の為の人生かわかりませんです。でも脳みそというデータベースは破壊されるは、設定は空き巣がかやしてくれずに、彼氏を手に入れる道具として使われるが、私は大好きな破妖のメモを無くした執筆は二の舞いはごめんなのです。だから空き巣は私に連絡ください。脱線しました。
貞本エヴァはガラケー版は忘れましたが、愛蔵版は顔が二段階に変化してますよね。
どちらも素敵です。普通なら元の顔に戻してくださいと泣き喚くところですが、これは先生が上手い証拠なんだと、感動して読みました。思ったより効果も丁寧な作画でした。各連載表紙が、今描きたいなと思っているミクリンのイラストリハビリと痩せまくりたい主張にコンセプトが似ていすぎなので、表紙を参考にミクリンイラスト描きたいなです。障害犬と結婚したばかりなので、彼女の長生きを願う私ですから、とても遅くなりますが。頑張ります。
でも、私の(ほぼ野いちご)小説の表紙イラストをミサトの様に、遊び倒してはいけませんよ。一枚億はもらいますからね。私はアマチュアで、合作代をはらっているのですから。
これはカクヨムの近状ノートにずっと宣言していることですから。

最後にカヲルくんとユイさんに会わせてくれてありがとうございます。本当に本当に会いたかったので嬉しかったです。髪型 もカヲルくんは目もイメチェン大成功で すね。
映画エヴァの四楽章見るのが楽しみな私でした。ヒッキーの歌つきならNHKかな。
金曜ロードショーはノーカット版無理だからな。続きはなくて良いですよ。貧乏人ですから。
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作家名: 貞本義行 / カラー
ジャンル: 少年マンガ SF
出版社: KADOKAWA