「さすが」の一言…電子コミック大賞に選ばれるだけあって、絵も内容も素晴らしかったです。雀さんの年齢設定が絶妙で、「新しい事を始める勇気はなかなか持てないけど、何か少しは変わらなきゃ…」みたいな焦る気持ちがリアルに伝わってきました。
慶司は雀さんと一回りくらい?の年の差があるのかな…親子ほど離れてはいないけど兄弟姉妹ほど近くもない、学生の先輩後輩でもない、会社以外ではまず接点のない年齢差ですよね。感覚的に近いのは教師と生徒かな…オフィシャルでは上司として尊敬し、プライベートでは世話を焼きながら愛でるという立ち位置変換があるのも楽しかったです。
雀さんが、遅すぎる流行の波に乗って嬉しそうにする様子は可愛いなと思いました。あと、これは結構フェチの人が居るような気がしますが、慶司の眼鏡姿が良いですよね。年甲斐もなくキャッキャしてるけど、私は眼鏡フェチではないです。でも、慶司を見て初めて眼鏡キャラをカッコいいと思いました。私の中で、眼鏡=インテリというイメージだったんですけど、慶司の場合はあまりインテリぽくなくて、逆にワイルドに感じるんです。細マッチョ的な良さというのでしょうか。とにかく刺さりました。
注意が必要な気になる地雷もないと思うので、たくさんの人に読んでもらいたいです。