主人公が愛してしまったのは、遊女島の用心棒の殺し屋。明らかにヤバい状況で明らかにヤバい人であったはずなのに、途中から可愛らしく頼もしく儚く感じてしまう。
主人公は重い病気を持っているか弱い女性だと思っていたのですが、意外と根性がありメソメソしていても結局自分の想いを貫きつつ道を切り拓いていく人。
進平は愛し方においてもゾッとしてしまうようなヤバい感覚の男なのに、紗都子のピンチには進平の登場を祈ってしまう。
また、登場する女性たちが強くて気持ちがいい。
個人的には紗都子を迎えに来た康太郎が大好きすぎて、彼の幸せを一番祈っているのですが。何とか彼が最高に幸せになる展開に持ち込んでもらえないでしょうかねぇ。。