ネタバレ・感想ありかみさまの画家のレビュー

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よかったです
ネタバレ
2024年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 聖画家とは救いの女神 セラを信仰し、その御声を聞き、その意思を絵画を通して民衆に伝える者で人々に畏れ敬われる存在。一番人気のイルマリは構図は古典的だけど圧倒的な描写力の持ち主で二番手のバルトはタッチは荒削りなものの斬新な絵を描きます。2人は同じ聖画家に師事した兄弟弟子で身体の関係もあるという、んん?と思いましたが、これは架空の宗教なのですね。絵を描くということを深く突き詰めたお仕事BLでした。題材が一風変わっていて絵も個性的ですが温かい気持ちになれる良作でした。星4.5くらい。
2023年6月 総203ページ カバー下「かみさまの画家ルームツアー」 電子書籍版購入特典「家であいつが待っているので」1p 修正は見えない構図
内容が濃い
2024年1月14日
初見ではあまり好きな感じの絵ではなかったけど、そんな事は気にならないくらいどんどん内容に引き込まれていきました。読み終えた今、この作画だからこそこの話は生きるんだとしか思えません。
あとこれは本当に個人的な意見ですが、無理にBLにしなくても充分面白いと感じます(作者さんを否定している訳ではないです)。
BL大好きな私がそう思うほど、とても濃い内容でした。
イタリアっぽい設定
2023年10月8日
中世ヨーロッパの宗教画の世界を上手く設定に使っているお話で、絵画選びの様子などが丁寧に描かれているのが好印象。バルトとイルマが、自分にないお互いの才能に憧れて認め合っている関係が良いです。天才イルマの苦悩がちょっとあっさり解決しすぎな気もしますが、まあBLだしハッピーエンドが好きなので問題なし。
女神の絵描きさん
2023年8月10日
これは尊い…宗教的なことや絵画については全く分からないけど、小さい頃からずっと一緒にいて好きでいるのってやっぱり憧れる。最初は受けの方が才能があって攻めは悔しいだろうなって感じだったけど、二人の関係はそんな簡単な話じゃなかった。こういう設定なかなかなくてすごく面白かったです。絵柄もなんだかハマる、受けのまつ毛に釘付けでした。今までの反動なのかくっついてからのラブラブ具合がすごくてずっと見ていたかったです。これから注目したい作者様です。
すき
ネタバレ
2023年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は絵がすごい好きだなぁと思い、表紙の黒髪の人かっこよ好きと思ってお試し読みして買いました。画家同士の恋とあって、好きな気持ちと相手の才能を妬む気持ちとでどんな結末になるのか少しハラハラもしましたが、最終的にはラブラブなバカップルになってくれて本当に良かったです!バルトの愛が深くて良き。イルマも可愛すぎる。2人が結ばれた窓のシーンは絵画のようでとても素敵でした。この作者さんの他の作品ももっと読んでみたいと思いました。
宗教画の世界
2025年3月24日
ライバル関係にある宗教画家同士のお仕事BLです。天才的な絵画の才能をもつド天然なイルマを、精神的にも肉体的にも支えるライバル画家のバルト。このバルトがなかなかのいい男でした!お互いの力を認めあいながらの両片重い。世界観が独特で良かったです。
宗教画家
ネタバレ
2023年6月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2人のお話。同門で幼馴染的に育った2人。情況把握力に長け、感性豊かな天才肌(受け)のイルマリと無骨に愚直に力強い絵を描く秀才肌(攻め)のバルト。対象的な2人はライバルであり、認めあっている。いつしか、イルマリから誘い身体の関係を持つも、バルトは片恋と決め込んで。聖画家としてのポジションは高いイルマリの所謂クソデカ感情(あんまりそうは思わなかったけど)による拗らせが、バルトによって溶けていくお話。中世のような、マリア信仰になぞったような、だけど架空の世界。世界観も宗教画家の性も興味深く読めました。絵があまり好みではなかったんだけど(苦笑)、バルトがやけに格好よく見えるときがあり、いい男なんだなと思った(笑)恋人になってからの甘さ、溺愛、いい感じですよ。
絵は独特
2024年4月7日
絵柄が独特で好き嫌いが分かれるかも。ストーリーの設定は目新しいけど、展開は凡庸。簡単に先が読めてしまった。嫌いじゃないけど、何度も読み返す程でも無し。
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作家名: 米戸けい
ジャンル: BLマンガ
出版社: KADOKAWA