最初の方、律が抱えてるものが不穏すぎてキヨという存在があっても何か薄暗く感じていたのですが、キヨと出会って一緒にいることで今までの苦しいことから解放されてやっと本当の意味で笑えるようになって本当に良かったです(泣)
幼馴染(とは言いたくないけど)の的場くんはあれですかね、好きな子には意地悪して困らせたり、自分にだけ見せる表情が欲しかったんですかね。成長するにつれてそれはおかしいって気づけなかったのが不幸ですね。
律くんの母親についても自身の幼少期の経験から自分の価値が誰かを通してじゃないと見つけら無かったんですかね。それを自分の子に押し付けるのは違うと思いますが、そういう形でしか接することができないという苦悩もあったのかなと思いました。特に同情するところはないですが。
まあ何につけても律がキヨと幸せになってくれたのでそれだけでもう全部オッケーです。周りの友達も良い子ばかりで、でもそれってキヨと律、本人の人となりのお陰でもあるんだろうな、としみじみ感じました。