『スモーキーネクター』のスピンオフ。
主人公の桜次郎は人血を必要とする「バイター」謂わば吸血鬼みたいなもので、バイターの名家の次男。ある不祥事を起こして本家から放逐され、分家の壱真の管理下に置かれ抑制器でペットのように扱われて……という話。
「ある不祥事」が痛過ぎて、このくらいのお咎めでよく済んだなという気持ちが最後まで拭えなかったぞ!桜次郎よ。
ただその不祥事が無かったら、キャンキャン吠える獣(受け)を飼いならそうとする攻めの関係性は魅力的で、執着攻め×歪に育ってしまった受けのある意味共依存関係は最高だった。ラストも良かったし。
ほんとそのヤバい不祥事を起こしてなかったら☆5でした。反省の色が全く見られなかったのが納得いかなかった。
でも、ミナヅキアキラ先生の描く子供が大好きで、今回もめちゃくちゃ可愛い子供時代が見られて良かったです。