早寝先生らしい、色んな糸が繋がっていて、何処にどう繋がっているのか紐解いていくのが楽しい作品でした✨ オズさんとオズの魔法使い…雨が好きなオズさんの後輩雨宮との添い寝etc...もうね、流石ですね!!読んでると、どんどん先生の意図が溢れていておもしろいです。そして、所々に刺さる言葉や仕草の描写は最高〜!! 雨の日に、透けるビニール傘から見えるオズさんの笑顔…いやぁ、ここはすごく好きな場面で目に焼き付いてます。人間は、欲しいものには、自然と手が出てしまう衝動描写もお見事です!欲しい、触りたい!...だけど、我慢してる心の葛藤がまた良き。
早寝先生の世界観から生まれる表現が本当に好きで、毎作品脳へのカンフル剤が打たれます⚡
今作では、“この人に怖いことをしてほしい”って言葉。これって、相手へのもの凄い信頼がないと辿り着かない感情だなって思いました。いやぁ〜驚き!!こんな表現が出来るなんて身震いします。
先生のストーリー展開は、妄想と現実が紙一重であり、言葉の裏にある意味も図りながら読み進めていかないと見失っちゃうところがありますよね。でも、その見えてる部分だけでなく、見えてないところを探るのがお好きな方は、十分に楽しめる作品かと思います💗