異世界転生モノ、たくさん読みましたが、本作、なかなかに奇抜な発想!
転生しても、悪役令嬢もいませんし魔法もチート能力もありません。前の世界と違うのは、そこで暮らす人々の頭が多岐にわたるカタチをしている事と使用する文字。
本作に出てくる男性の体躯が逞しくて立派なのですが、顔が無いため表情等が感じ取りにくく、作家さまの別作品の男性を覗きにいってしまいました(^-^)
登場人物が増えるたび、「頭」を考えなければならないのも大変だなぁと思いました。
ストーリーが進んでくると普通の恋愛漫画になってきますが、異形頭が、どうしても何かを被っているような気持ちになってしまいます。スポッと被りモノを取ったら・・・なんて考えてしまいますが、完結に向けて、異世界が異形頭であった理由(ワケ)が明かされるのか、気になります。