初登場から怒涛の勢いで喋り倒すヒロインに少々戸惑いますが、仕事に対してとてもひたむきで好印象です。魔導士としての能力が低くても、得意分野の解毒や治癒薬を極めようと努力する姿が良いです。ヒーローへの恋心を自覚してもまず治癒が最優先だし、文字通り身を削る覚悟でヒーローを救おうとします。
ヒーローは、うーん…私の好みと違うと言うかキュンのポイントがズレると言うか…邪気が目に見えない事や治癒方法が分からない事は仕方ないと思います。でも自分の傷を癒して欲しくてヒロインの元に来たのに、いちいち治癒を誘惑と勘違いしてムラムラするのが残念です。ヒロインがヒーローにする事は全て治療です。ヒロインもこれは治療だと言っています。対してヒーローがヒロインにする事は誘惑されたから仕返してやった感があります。治癒に対して超真剣なヒロインの思いと何だか釣り合いません。元々好きだった前提も無く合意も取らず(キスに合意はいらないの?分からせる為って何だそれ)手慣れた男がウブな女の子を丸め込もうとしているみたいです。そういう部分も楽しめるかどうかが「好み」なのでしょうね。