家族の中で強く己を保っていたのはヒロインだけだったんだなぁ…と。誰しも悲しみに堪えられず、その悲しみに潰されまいと紛らわす為に癒されるまで、足掻くのかも知れないけど、他の人を傷付けて紛らす事がいい訳はないですよね…。ヒロインがその対象で、堪えてきた…。
そんな環境から敵対関係の家に王命で嫁ぐことになったヒロイン。長いこと家族に虐げられてきたヒロインにとっては敵地の婚家での冷遇も、果たして冷遇なのか?冷静に物事を判断出来る術は、痛ましいことに長年の加虐から我が身を護る為に身に付けたことは想像に堅いけれど、元々が優秀な性分なんだろうなぁ…そんなヒロインが、沢山、笑顔溢れる時間を過ごせるように、そして幸せになってほしい…。
強く、しなやかなヒロインの活躍(?)はこれからですねー!