あーーーん、もう、もう、もう、もうっ!こういう作品があるからこそ、BLってやめられねぇんだよな!と改めて思わされた作品。
ノンケとゲイ
ちゃらんぽらんと優等生
ニーチェとプラトン
魂、性格、好みのすべて違うふたり。唯一の共通点は、哲学を愛していること。そんなふたりが紆余曲折ありつつも惹かれ合う話。
人間は、全く同じ人間にしか惹かれないのだろうか?そんな人間の本質や根塊を分かりやすく、名だたる哲学者たちの言葉を用いて表現された作品。
無駄に少女漫画チックなべたべたロマンはなく、男同士のやり取りや節操のなさから生まれる限りなく現実に近いロマンチックのなさから生まれる愛情。トゥンク♡みたいなトキメキがないからこそ、ちゃんとした対話の中で焦れったさや萌えが存在する。BLでしか得られない栄養を詰め込んだ物語だと思いました。
絵も綺麗で、エロもしっかりありますし、買って損はしないと思います。