1巻で満足したから次へ行こうかと思ったけど、2巻まで読んだらやっと世界観に入れた。
女子高生の都麦澄光(つむぎすぴか)は、人に触れると心が読める。だけど自分の心は分からない。罪を逃れた殺人犯を捕らえて罰を与えるという独自のルールで人を裁く。
短編を重ねて、大きな事件へと繋がっていくのかな。巻ごとに新しい犯人が出てくる構成もすごい。ミステリーとか、勧善懲悪というより、何が正しくて何が間違っているのか分からない読み物。
『親愛なる僕へ殺意を込めて』『降り積もれ孤独な死よ』の原作者の井龍一先生が、月マガ新人賞で大賞を受賞した瀬尾知汐先生とタッグを組んでいるのも興味深い。瀬尾先生の受賞作、タイトルが不穏な『ハッピーバースデー、さよなら』を読んでみたい。