とりあえずSALEで1巻を購入して読了。
悪役令嬢モノは数多あるけどこの作品に出てくる悪役令嬢の3人は高潔で清廉、そして聡明です。
1巻では王太子の婚約者であるセラフィーナと子爵令嬢のサンドラ、悪役令嬢2人のお話が軸になって進行していきます。
頭のネジが緩んでるとしか思えない振る舞いの聖女候補に淡々と対峙して格の違いを見せつけ、礼節と義務をどこかに置き忘れてきたとしか思えない倫理観の薄い婚約者をスッパリ見限る展開が小気味良く、とてもおもしろかった。
ここまで何を考えてるのかちょっとわからない3人目の悪役令嬢ベルナルデッタですが、2巻以降でどんなお話が展開されていくのか、楽しみです。