1ページ目の心臓の絵から衝撃的なんですけれど、もう絵がまず凄い…。光の陰影にこだわりをお持ちなのかな。ステンドグラスから入る光、カーテンの隙間から差し込む光、その光によって舞い上がる塵がキラキラと輝くように見える。鮮やか。埃っぽい空気感が光と影で描き上げられていて、私この描写凄い好きです。信じられないのが、光の差し込む大きなステンドグラスを描いていらっしゃるのに、それを背景にして上にコマ被せてるんですよ、マジか…と繋ぎ目めっちゃ見ましたが、惜しげなく細部まで世界観を描くんだ!という作者様の熱い拘りを感じます。一体何人で作成してるんや…丸田先生一体何者?ひとまず画集のように堪能してからストーリーを楽しむという、作者様からしたら少々不本意な楽しみ方をしているやもしれませんが、本当絵がもう凄いの何度でも言うよ!
ストーリーはまだ1巻だけなので、ざっくりと「何が今起きたか」しか分からないので、ストーリー重視の方は2巻以降出るまで様子見でもいいかもです、が!何かしらのリストには入れておくのを強くお勧めします。