ただただ、分割の仕方が「無粋」の一言に尽きます。購買意欲をそそるためか、ここで切る?!というシーンで区切れているのが残念でした。
執事の分際が入っていないのもあって★を減らしました。
でも、作品自体は執事ものの名作です。優秀で冷静な執事と、美しくて我儘なご主人様という典型的な設定ですが、独特の話のテンポがあってありきたり感がありません。
いつもクールな執事のクロードが、実は深く深くアントワーヌを愛しているエピソード満載でときめきました。
特に題名にもなっている、「ああ、主よこの喜びを〜」の台詞。悶絶の愛情表現です。
エッチシーンも美しいですが、大分削られている気がするので、好きな方はコミックも購入することをお勧めします。