雨瀬先生の絵で生首ですよ。
首だけじゃなく、すべてにおいて迫力の短編集。
時代、背景、どの作品をとっても気が抜けず正面から作品が迫ってくるので正直、疲れました。
圧がすごい。
人の頭部には周囲の人にとって魂が宿ると感じる最適な部分でしょう。
昔話を読めば、生首はビュンビュン空を飛びますからね。
呪いだ~って言って。
でもふたを開ければ、生首は呪ってはいないんですよ。
周囲の人が呪われるんじゃないか、魂の行き場所を探してるんじゃないかってどんどん妄想を膨らませている。
魂の象徴として畏怖と共に崇めて拠り所にしてしまう。
結局人が首を手放せないんだ。
本作品、美しい首を拠り所にしてしまう少女。
アイデンティティの象徴とする者たち。
愛と死が錯綜し消化してしまう夫婦。
倒錯し傾倒してゆく人々。
首というインパクトに扇動されてゆく人々。
どれをとっても”首”に乗せた魂が人々を魅了してゆく様を描いていました。
あとがきで先生が軽~い感じで描き始めたように記されていますがw
私みたいになんやかんや言ってるのは無粋なんだわ。
いやや…凄いなほんと先生は。
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