ネタバレ・感想あり首をまつるのレビュー

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5話生首オムニバス
ネタバレ
2026年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1話以外は2話で1つの話。
とある部族が他国の侵略をうけ解体されるからこそ、自らの文化を貫く様、有名なキリスト教寺院の守護聖人の逸話、絞首刑台作成秘話、南米の闇。

1話の話は、現代からしたら本当に愚かしい話だが、綺麗な生首に恋をした女性が解放されていく話で、切なくて、ムカついて、喜ばしい。
読めばわかります?

人間とは愚かしく、悲しく、逞しい。
無知は罪。時代により幸不幸は変わり、文化により善悪は変わる。
さすが雨瀬先生。
なぜ先生は”首”を選んだのだろうか
2026年5月20日
雨瀬先生の絵で生首ですよ。
首だけじゃなく、すべてにおいて迫力の短編集。
時代、背景、どの作品をとっても気が抜けず正面から作品が迫ってくるので正直、疲れました。
圧がすごい。

人の頭部には周囲の人にとって魂が宿ると感じる最適な部分でしょう。
昔話を読めば、生首はビュンビュン空を飛びますからね。
呪いだ~って言って。
でもふたを開ければ、生首は呪ってはいないんですよ。
周囲の人が呪われるんじゃないか、魂の行き場所を探してるんじゃないかってどんどん妄想を膨らませている。
魂の象徴として畏怖と共に崇めて拠り所にしてしまう。
結局人が首を手放せないんだ。

本作品、美しい首を拠り所にしてしまう少女。
アイデンティティの象徴とする者たち。
愛と死が錯綜し消化してしまう夫婦。
倒錯し傾倒してゆく人々。
首というインパクトに扇動されてゆく人々。
どれをとっても”首”に乗せた魂が人々を魅了してゆく様を描いていました。

あとがきで先生が軽~い感じで描き始めたように記されていますがw
私みたいになんやかんや言ってるのは無粋なんだわ。
いやや…凄いなほんと先生は。

**228ページ**
表紙が一番怖い
2026年3月9日
雨瀬シオリさんの画は本当にすごい。
表紙の生首が全て表している。強すぎて怖い。
中身の漫画はオムニバス形式で、生と死について雨瀬シオリさんらしい人間多角的に描いたお話。

表紙でビビって30分くらい買うのを躊躇いましたが、やっぱり読んで良かったです。
でも表紙がアプリに残っているのはやっぱり怖い…。
面白かったです
2026年4月29日
全てのお話が面白かったです。人間の汚い部分と純粋な部分両方を映し取られています。こういう短編集は本当に貴重。
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表紙の生首に惹かれて
ネタバレ
2026年4月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ この独特な目つきの作画…すごく気になるなぁと思ったら
某BLの別名義の方でしたか、納得です。
内容は終焉の手前までを見せられているような
すべて主観ですが、あまりよい結末にならなそうな人物達が描かれている。
1首のおきぬは、旅の道中で目的地まで辿り着けずに力尽きるかもしれない。
2〜3首の首狩り族の一家は、援軍に近代武器で
次こそ、根絶やしにされるかもしれない。
4〜5首の夫婦は言うまでもなく。
6〜7首は、もはや宗教ギャグ。
最後の市長の話は運転手かわいそぉ(語彙力ない)
読後は、なんでこれ買ったんだろう…となりましたが、
キャラクターの表情に愛嬌があり、どこか憎めない印象を受けたので絵のチカラって凄い。
不気味さと神聖さ
ネタバレ
2026年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 首に関する作品が5作品入っています。様々な時代や国を背景とした呪いとも解放や救いともとれるお話たちでした。登場キャラたちの心情や行動は置かれている時代や国の背景もありますが、正直自分には理解しづらかったです。
ただ人間の醜さの描写や神格化される首や首を切るという点は面白く、不気味さとモヤモヤを感じつつも引き込まれました。自分は苦手な作品だったので評価を低くしてしまいましたが、首というテーマだけでそれぞれ違った物語があることと荒々しい人間の感情や行為の描写はすごかったです。
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