自分の人生が全て記録されているDVDが見られるという不思議な場所、走馬灯株式会社を舞台に、様々なエピソードが展開されるお話。
お話の最初の方は、様々な人たちの本音や真相を見ることが出来る場所として描かれていた走馬灯株式会社。そのエピソードには恐怖を感じるものや優しさを感じるものなど多種多様で、人間の深淵が垣間見れる怖さがありました。探偵社が登場してからはミステリー要素も加わり最後まで目が離せない展開でした。結局、走馬灯株式会社の不思議さや神沼が何者なのかなど一切分かりませんが、逆に解明されない不気味さが残ったと思います。