コミカライズWEB連載を追いかけつつ、原作も購入した身なので単行本化を心待ちにしてました。
よくある「断罪もの」ではありますが、王道には王道の良さがあるな〜と思わせる作品です。こういうので良いんだよ、こういうので。
原作読了勢からすれば、ストーリーは「断罪もの」かつ「巻き戻り(回帰)」「情け容赦ない主人公」「無能な王族」「断罪されるべき重罪をした側近」とざまぁが好きな人にはささる内容です。
主人公が頭良いので読んでいてストレスが無いのも好感度高いです。巻き戻り前の世界について、周囲の無能さを嫌悪しつつも自分も立ち回りが悪かったと己を客観視出来る主人公なので巻き戻った意味があります。
貴族として物語の中を生きている主人公の「貴族らしさ」や、彼女の味方である侍女の「侍女らしさ」が出ている部分も舞台設定に違和感が無く面白い。
だからこそ敵側の脳内お花畑が目立ってキャラ立ちしてます。
さらにコミカライズは漫画家さんの絵柄とストーリーの相性◎。
原作の挿絵担当様とそこそこ似た画風なので、どちらも好きな人へ配慮されているのも嬉しい。
ドレスや建物などの装飾も書き込まれていて、登場人物も同様なので1枚絵としても違和感無いです。
だからこそ唐突に出てくるヒロインちゃん(敵側)の異質さが際立つのも楽しんでます。
1巻時点では本編の半分にも届いていないが、今のところしっかり原作ストーリー通りなのも嬉しい。
ざまぁ特化物として◎な物語なので、どうかこのまま進んで欲しい願いを込めて★4評価です。
無事に完結したら★5になると思います。
ただ、後にそこそこ残酷な描写が出てくるのでちゃんと全てやってくれるか心配なところ。
コミカライズとしては完成度高いので是非このまま進んでもらいたい。
1つ懸念点を挙げるとすれば、1巻は描き下ろしが全く無く、単行本化したとはいえWEB連載を追いかけている人には物足りないかもしれません。