表題作+短編3作でした。私は一番話数の多い表題作より、1話完結の短編「恋なんだ⁉︎」の方が好きでした。BL対応キャラが3人登場した時点で「どういう展開?組み合わせ?」と、色々考えると面白かったです。短編ながら適度なアップダウンと、描かれていない未来を想像するのも楽しかったです。
約20年前の作品と古いので、今より若干絵の粗さはある気がしましたが、全くもって許容範囲だと思います。あと最近のと作風がちょっと違う?のか…先にも述べましたが、エンドに含みを持たせて終わる話が多かった気がします。どれも明るい未来(両思い・お付き合い)なり何なりは予想できるものの、ハッキリとは描かない、ちょっと大人な締め方が粋だなと思いました。