ネタバレ・感想ありラブ・クラシックのレビュー

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短編集
ネタバレ
2024年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 別作品が印象的だったのでこちらも読んでみました。
短編集でしたが、どの話もよかった。
時代背景、人間の描き方がうまい作者さん。
喜怒哀楽だけでない中間の感情表現ができるのは強みだと思います。
薬屋の話が愉快な話、押し入れの話は官能的…等、いろいろな楽しみ方ができる短編集でした。
作風が気になる作者さんになりました。
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とにかく良し最後まで見るべし
2023年8月27日
昔(40年ぐらい前の)の良作を見た感じ。初見が若い人にはインパクトはないかもしれないが、最後まで見る価値あり。
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愛と官能は背中合わせで一対となす。
2023年8月25日
告白をするとエロは昭和初期のエロスが1番腰にキます。エロばかりは流行りはいらない。クラシックこそ真髄にして本能。そしていかがわしさが欠かせない。『かくれんぼ』と『ゆく春の』の話のいかがわしさが大好きです。こういうのもっと読みたい。
ノスタルジア
2023年2月13日
作者さんの作品がとても好きです。「性の古典」とでも言えば良いのでしょうか。それともこのラブは、「愛」と表現する方が正しいのかな。でも切っては話せない事柄ですね。短編作品集。最後の2作が特に好きでした。
まぐわい、情事、愛の交歓
2021年10月16日
読み放題、短編集。
性って奥深いと痛感しました。
とてもセッ○スの一言では終わらせられない。
日本語では様々な言い表しがあり、それが深い世界であることの証だと思います。

不純に見える時もあれば、冒頭の作品では美しくすら思える。
人をみだらにもさせ、逆に愛情豊かに真っ直ぐに強くもする。
多面性を持ち、いくつもの面があらゆる人に内在し、突き動かす。いずれにせよ人から性は切り離せられないモノだと常々思います。
かのムツゴロウさんも五十嵐先生との対談で、最後に仰ったのが「セッ○スをお描きになって下さい」でした。あぁ、やっぱりそうなんだ!と嬉しく感じました。

私がBLというジャンルにとても惹かれるのは、性の多面性がストーリーに生かされている事が多いからかなと考えたりもします。セッ○スに色欲だけではない、様々な想いが感じられるのです。
本作は男女間の話ですが、本当に多様な性が描かれた素晴らしい作品です。
性以外の要素でも、心を揺さぶってくれる力強い作品ばかりです。

絵も美麗です。静かにオススメしたい作品です。
短編と思えない濃厚さ
2023年3月9日
読み放題。ちょっと昔の日本が舞台のエロス漂う短編集。絵柄や雰囲気に加えて、ストーリーにも惹き込まれた。そこはかとない色気としっとりした情緒があり、短編とは思えない読み応えが各話にあった。リルケの詩も素敵だったな。
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作家名: 比古地朔弥
出版社: 太田出版
雑誌: EROTICS f