ネタバレ・感想あり禁猟区の森のレビュー

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めっちゃビックリした
2021年10月8日
読み放題。定広先生。短編で4作品です。
表題作目当てで読んだのですが、素晴らしかったです!続く2作品もとても良かったです。
最後に『ふるさとの君に』ですが、こちらは『オーガニック・サンズ』の続編となります。…でまさかのこの『ふるさとの〜』で度肝を抜かれました。いや〜〜これ、前作を読んでいて驚かない方は居ないと思います。で、好き嫌いは相当分かれると思います。なので、気軽に読まない方が良いかも(笑)
表題作で感動して、他2作も普通に堪能して完全に油断してました。定広先生、やっぱりスゴイなぁ。普通の感性なら、これ描かないと思う(笑)で、ビックリはするんですが支離滅裂って訳でもなく全然納得できちゃう。…というか、寧ろ先生の作品を読んでいて、この想定外な展開がクセになってきています。
温くなってる感性をぶち壊してくれて、目が醒めます。
何か独特の面白さで、読後は胸を熱くさせてくれます。
ますます定広先生のファンになりました。
定広ワールド
ネタバレ
2021年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集です。作者さん買いですが、今回も期待以上の面白さでした!どのお話もキャラが魅力的で、綺麗事では済まされないビターでハードでリアルな展開が定広先生!って感じで大満足でした。いつもながら、よくこんな設定が思い付くな~と感心しきりです。それにしても表題作の余韻が深すぎて…どんな結末を選んだのであれ、2人が永遠に一緒になれたのなら何も言うことはないです(泣)
大好き定広先生❤
ネタバレ
2021年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 期待どおりの内容で、期待以上の台詞が満載でした。定広先生の作品は私の趣味嗜好にあっている気がします。年代でしょうか?(50代) 表題作は眉目秀麗な若様と田舎くさい使用人との恋です。後半使用人が化けます‼他の短編集もいちいち凄い。心のいんびな部分に触れてくるんですよ。定広作品最高に好きです。
作家さん買い
2020年10月11日
短編集です。どれも気に入りました。物語も絵もさすが!に本当に良く出来ています。
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禁猟区の森
2020年8月23日
戦後、身分違いのこの恋の行き先は・・
佐助の気持ちが切ない表題作が好きです。そして他の3作品も楽しめます。
「ふるさとの君に」は「オーガニック・サンズ」という作品の続編とあり やっぱり読んでみたいのですが、
シーモアさんでは取り扱いが見つけられず残念....探し方?

2018読 2009/2/15/全196頁(「禁猟区の森」前後編(2008)、「ペパーミントキャンディ(2008)、「ホーム・スイート・ホーム」(2007)、「ふるさとの君に」前後編(2005))
まさにロマンス
2017年1月16日
禁猟区の森がとても好きなのでそれだけで☆5。佐助が一本気で忠実なのが素敵で、若様がそれに気付いてそれまでは自分勝手な理由で冷たくしていたのを悔やむのが、心温まります。幸せでいて欲しい恋人同士のふたりです。
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💡至上の恋😢
2011年6月29日
💡華族の若様👑和泉と森番の息子🐶佐助✨ 身分違いの禁忌の恋に惹かれあい、戦争の足音も近い森の奥深く、1度ダケ体を重ねる✨ 狂気のような戦争を生き延び✊たくましい闇商人として成功した佐助が、ようやく再会できたとき、愛しい若様は春をひさぐ男娼へ身を堕としていた・・・・コレ、もう浄瑠璃の世界です✨ 戦後日本、色と欲が渦巻く猥雑な世で、泥土へ浮かぶ蓮花🌸のように鮮烈に輝いた『運命の恋』を、定広センセがdramaticに描ききってらっしゃいます✨ 戦前戦後で豹変⚡立場も逆転する2人ですが、命を燃やし、ひたむきに互いを求めあう切実な想いが、痛いほど読み手へ伝わってくるストーリー✨ 過酷な運命も全てのしがらみも振りきり、あの森へ再び還った恋人たちが、至上の幸福✨に結ばれる🖤ラスト・シーン・・・・涙があふれました。和泉と佐助の恋は、あの形でしか成就し得ない⚡と解ってはいても、架空の物語だと判っていても、あまりに美しく、あまりに純粋な、せつない😢LOVEストーリーに胸が詰まります。BLの、いや❗もはやコミックの枠すら超えたドラマで描かれる、禁猟区へ自ら踏み込んだ2人の、恋の成就✨ ドラマの達人👑定広センセの世界観に巻き込まれ、溺れ、絶対的な唯1無2の恋の結末に、泣いて下さい✨
せつない。
2024年12月23日
最後のお話だけ続きものらしく、よくわからなかったが、他は良かった。切ない感じでジーンとした。懐かしい作家さん。
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太陽かわいそうだったな
ネタバレ
2022年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作は感動物でしたが、他の方が書いてありました通り「ふるさとの君」はビックリと言うより何でこ~なるの!と思いました。
空~熱にやられるのは、分かるけど太陽がわざわざ東京生まれの東京育ちなのに、東京捨てて空の田舎に来てくれたのに!と。
まぁ最初の1ヶ月は溺れてたけどカメラマンに残りの7ヶ月は太陽を思ってたとか。
太陽も良く許したな。
「空を諦める」だったんだから、家のある東京に戻ってさっさと別の男掴めば良かったのに!そして、空にはこっぴどく後悔させればいいのに!甘いな(笑)
まぁそこがいいのかもね。
1度後悔させて復縁でいいような!太陽も他で溺れて両成敗の方がスッキリしたな。
途中まで…
2019年6月24日
定広先生の作品は最初や途中までハラハラして読むのやめたくなるほど切なくなるけど最後はハッピーエンドになるから好きです!!絵もキレイです。
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4話入ってて、全話よかった
2015年1月22日
作者買い。表題作は時は戦時中、山番の息子、佐助×若様。1度限りの体の関係。2度と戻らないということで戦争に行った佐助。再会した場所は…若様がすごい色っぽい!ただ、その後の2人の行く末が…
2話目は記憶喪失の男。一緒にいるこの男は何者?ちょっとミステリー要素もあり、面白い。
3話目はリストラされた男がホームレスと…シンデレラストーリー。
4話目は田舎のカプ、太陽×空。ある時、お互い好みの写真家が現れ、太陽は空を東京に行かせてしまう。2人とも切なかった。待ってるほうも、帰れないほうも。太陽が懐深い!
表題作と4話目が好き。
作家さん買いです。
2014年11月24日
最近お気に入りの作家さんなので購入しました。
UGHやアニュス~の頃よりも絵が細く繊細になってますね。
時代設定をさらりと流す程度に纏めているので、重苦しさはないですが、その代わり若様の挫折感が薄く感じてしまうのが勿体無いと思いました。
他のお話も入ってるので仕方無いのでしょうが、表題作丸々一冊のボリュームで読んでみたかったですね。
表題作の
ネタバレ
2014年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙絵を見て、最初(え!?マタギ?)て思ったのですが、違いました。昭和初期が舞台の戦後の男娼モノの話です。戦争で生き残ることができた佐助は、ヤクザまがいな仕事でお金儲けをして、偶然、戦争に行く前に一度だけ契りを交わした若様と再会する。若様はお金のために高級男娼と変わり果てていた。佐助は、若様を取り戻すために若様を飼っていたアメリカ将校を殺し、若様と一緒に過ごしていた思い出の故郷へと帰る。短い物語でしたが内容はなかなか奥が深かったです。佐助の真実も切なかった。そして何より、私は他の作家さんの作品でも言ってるのですが、ここにも、大好物、襦袢はだけ降臨でした。定広先生のはだけっぷりはとってもセクスィーでよかったです。
表題のと最後のがよかった
2013年12月29日
黒髪ロンゲが好物なので、おいしかった(^ω^) 短編集のわりに、じっくり読めた気がします。ただ…犯罪はいくら漫画でもちょっと(´・ω・`)。
意外な展開
2013年1月19日
最初に読み始めた時からは想像出来なかった意外な展開で、面白かった。最後がちょっと心配な終わりかただけどそれもありかな~?ハッピーエンドが好きなんですが…。
表題作よかった
2016年1月21日
再会後の若様の色気が切なかった。時代や人に翻弄されても最後には幸せになる2人を、応援したい。面白い設定の話が多かった。
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表題作はいい
2018年5月22日
定広先生の作品どれも大好きで、オーガニックサンズもその1つですが、今回の番外編は本当に読まなければよかったと後悔してます。ハッピーエンドかもしれないけど、私の中では太陽が可哀想すぎて...😩
ショックすぎて
ネタバレ
2017年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 定広美香先生の作品はどれも面白くて大好きで、この作品も本当に面白かったです。ただ…オーガニックサンズという作品が大好きな私には最後の『ふるさとの君に』が本当にショックでした。このお話作る必要ありましたかね…。オーガニックサンズを読んでいなくてこのお話だけ見た方には「こうゆうお話もありだよね、切ないけど太陽くん心広くて優しい!」位の印象かも知れませんが、オーガニックサンズの2人は本当にお互いを想い合っていて相手以外考えられないって感じのラブラブで可愛い2人でしたし、すごく幸せでいい終わり方だったんです。どんな理由があれ空がこのお話で裏切ったことはショックすぎて、オーガニックサンズという作品が私の中で感動できる幸せな話ではなくなってしまいました…。太陽が待っていてくれたことは本当に優しくていい男だと思いますが、あまりにも空に都合良すぎるというか何ならこの先空も今回の太陽と同じ気持ちを味わうストーリーを描いてほしい。大好きだった太陽と空というカップル。空が本当に嫌いになってしまいました…。このお話だけは読まなきゃよかった。
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作家名: 定広美香
出版社: ジュネット
雑誌: JUNEピアス