沸点低めの面白さで、本当にゆるさが特徴。
良い意味で、だらだら読むのに良いなという感じです。
ストーリー展開が激しいものは疲れて読めない日がありますが、これは逆に余りにもゆるすぎて、ちょっと読む気力が湧かない人もいると思います。
好みの差はあれど、面白くて手が止まらない、続刊が待ち遠しい、これからどうなるんだろう?という、ワクワクと待ち望む感じは薄いなと思います。
なんか面白い漫画ないかな〜でも何もないな〜、ハードなやつはしんどいしな〜という時に手が伸びる。
でも、読んでいる間に眠くなるときもある。笑
思わず引き込まれて無意識に集中して読み進めてしまう作品もありますが、こちらはそういう引力は薄めなので。
個人的にこのテンションのものは、ドラマの方が好きかもしれません。
文字数多いのと、吸引力はあまりないので、読み進めるのがちょっと面倒くさくなる時もあります。
なのだ、かけっぱなしに出来るドラマ版の方が合っていました。
でも作品のキャラクター的に、読むのが面倒…という一見良くない言葉も、悪い意味合いではなく、それくらいの立ち位置が似合うのが不思議です。
何が面白いのかわからない、という人もいると思うけれど、ちょっと読み進めていると温度低めのラインで、地味にハマる気がします。