自分自身が元バレー部なこともあり、感情移入というか試合の時のハラハラ感がすごく良く分かって、読んだ後は体を動かしたくなります!
キャラクターそれぞれの性格や考えの違いなんかも、「コイツは絶対間違っていて、コイツは悪者なんだ!」という人は居なくて、どこかに理解できる部分があるので、誰か一人は感情移入できるキャラクターが見つかると思います。
顧問の先生がバレーボール初心者ということで、プレーやルールの説明も作中でしてくれますし、恐らく一番分かりづらいローテーションも試合中、図で解説されるので、バレーボールのルールを知らなくてもちゃんと試合シーンを楽しめると思います。バレーボールを知っている人も、その説明は試合の流れを邪魔するものではないので、キャラクターが感じているであろうハラハラ感を一緒に感じて楽しめると思います!