ドラマ化や電子化の無料化など話題性も大きく、一般人にも広く知られている医療漫画です。
私は今回初めて読みました。
2巻辺りから号泣しては止め、読んでは号泣を繰り返しながら読みました。この作品がヒューマンドラマなのも頷けます。
格好良さや憧れを抱ける様な作品ではなく、ただただ虚しさや悔しさばかりが繰り返される。でも現実にはそんな事は当たり前で、医療に限らずインフラなど人の為になる仕事でお礼を言われる事なんてまず無い。
あって当然の事に感謝する人なんて居ない。
医療現場に限らずバブル崩壊後、日本のあらゆる"現場"には同じ様な理不尽や苦痛などが有り触れている。だから当作品の訴えてくるテーマは現実的過ぎて、だからこそ涙が止まらなくなったのだと思います。