ネタバレ・感想ありLEGAの13のレビュー

(4.4) 7件
(5)
5件
(4)
0件
(3)
2件
(2)
0件
(1)
0件
精緻な絵と華麗なストーリー
2025年1月31日
16世紀初頭のヴェネチアを舞台に繰り広げられる魅力的な作品です。主人公レガーレの出生や、クラリーチェの正体、アルフォンシーナとの恋。そして悪しき者への相応の報い…。最後、全ての謎は明らかになり、スッキリキレイにまとまって気分が良いです。雑誌掲載時には細緻で美しいと感じた絵が、電子版だと細かすぎて見づらいのが残念。
中世ヴェネチアのゴージャス感が良かった
2023年5月2日
各巻190ページ強。
美形プレイボーイでけっこう情にも厚い錬金術師・レガーレの辿る数奇な運命を、少女漫画なロマンスで。きらびやか!
豪勢な衣装に、魔術と科学の中間としての錬金術、キャラクターも、主人公を始めとして、謎めいた少女の霊クラリーチェ、喰えない男コルヴォ、生真面目なクリストバル、女子の枠からはみ出しがちなアルフォンシーナ、等々、それぞれイキイキと魅力的で楽しかったです。
連作形式で、1巻につき前後編3話で構成されてます。画面の描き込みも文字量も密度が濃く、1話につき1冊分くらいの内容量。さまざまな恋模様や人生模様に彩られ、最終的には大団円。権謀術数でけっこうややこしいので、人物相関図は入れて欲しかったなという気持ち。
歴史の知識は「メディチ家こわい」くらいしか無いので、正確さとかフィクション分量は不明。手紙などにイタリア語を使っているのが、出来るだけ雰囲気を現地に寄せようという姿勢が見えて好みです。
雑誌掲載時に追いかけきれなかったのをようやく入手、きちんと完結した状態をまとめて読めて良かったです。
イチ推しキャラは、3巻で登場する元首夫人カテリーナ。
難点は、少し古めの電子書籍なため画質がいささか粗く、小さな書き文字やルビが潰れ気味なところ。
描き込み系作品が好き。
2021年11月25日
やまざき貴子先生の作品は、あまり電子化されてないのでしょうか。最近の、といってももうかなり前?になるのかもしれませんが、LEGAシリーズはヴェネチアが舞台の描き込みがびっしり系少女漫画で良い作品でした。
ムシシリーズのゴンドワナ、マリーブランシュに伝えて(ディアシェアラ)が、ほんとーに好きだったな〜。マリーブランシュが可愛くて綺麗で強くて。マリーブランシュ、ディアシェアラで薔薇戦争を知ってガチ泣きしてました。ランカスターとヨークの地名をみると今でも心踊ります。
壮大な物語
ネタバレ
2020年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ レーガの13をずっとずっと、読んできて、ようやく最終巻を読むことが出来ました。壮大な物語を作ったやまざき貴子先生は凄いとしか良いようがありません。難を言えば、文字数が多すぎて、読み始めに神経を使って疲れてしまいました。
でも、ゲオルグが帰ってきて、本気に良かった。アルフォンシーナとも結ばれて、レーガも自由の身になれて、本気に良かった。
いいね
0件
最高のブロマンス
2020年6月30日
BLじゃないのにBL要素のある作品を勧めるならやまざき貴子さんの漫画が多いです。こちらの作品もブロマンス(男性同士の友情)な部分もあり、勿論ヒロインも登場しますがそちらの恋愛もとってもロマンチックで素敵です。主人公が中性的な美青年なのも刺さります。
一話一話、内容が濃くて(伏線も細かいのとセリフ量多いので何度も読み返したり)ミステリー要素もあって読み応えがあり、歴史、ドラマ、恋愛、ブロマンスとハマる人は男女問わずツボれると思います。
絵が美麗
2022年10月14日
この書き込みでよく連載できたなあと。イラストで食べた方が儲かるのではないかというぐらいの芸術的な書き込み。
話は退屈だったけど、ラストの畳み方は流石。
いいね
0件
絵がとても綺麗です
2017年5月12日
絵がとても綺麗で、設定も細かく丁寧に作り上げていらっしゃいます。
読み始めは、よくある話かなと思いましたが、次第に様々な謎に引き込まれます。
無我夢中になって読むというよりは、しっとりじっくり読む作品でした。
16世紀頃のヨーロッパのお話が好きな方には、お薦めします。
レビューをシェアしよう!
作家名: やまざき貴子
ジャンル: 女性マンガ 恋愛 / 学園
出版社: 小学館
雑誌: フラワーズ