表題作「目を閉じる前に」の夕太と宗一はどちらも言葉足らず。
身体の関係だけだと思っている夕太は、
友達の斉藤に悩みを聞いてもらうのが日課。
ブラコンなお兄ちゃんも巻き込んで、ドタバタとしたお話でした。
「目を閉じた後に」
目を閉じる前にの、夕太の友人斉藤に
声をかけて来た結木。
最初は夕太狙いかと、警戒していた斉藤が
徐々に警戒を解いていきます。
夕太を守る斉藤の苦労が垣間見え、
それを包み込む結木が素敵でした。
「勝負にならない」
週に一回ご飯を食べに来る友人に告白される主人公。
友人関係からの微妙距離感が楽しい作品でした。
その他、書き下ろしで各カプ(3カプ)の
眼鏡萌え話。
どのお話もテンポよくサクッと読めます。