吸血鬼モノのダークファンタジーですが、青年誌の割にはピュアな恋愛要素が多いです。登場キャラ達が恋愛不得手すぎて、狙いすぎた少女漫画なんかよりも数倍キュンキュンさせられました(笑)
13巻で完結ですが、今っぽい終わり方だったと思います。
マイノリティーを排除するのではなく、多様性を尊重する。実際に起こったらこんな感じなんだろうなぁと思います。
人物画のバランスが不安定だったり、今までの話の流れから、このまま完結を迎えるには不完全燃焼なところもありますが、番外編が出るらしいのでそちらで回収してくれる事を期待します。
吸血鬼と人間のバトル系だと思って読んでみたのに、他人との関わり方など深く考えさせられるストーリーでした。