世代ではないですが、学生の頃に友人から「世界一好きな漫画! 絶対読んでほしい!」とおすすめされ、漫画を貸してもらったことをきっかけに知りました。半強制的に貸されたので、1巻の表紙を見た時は「うーん、そんなに面白いのかな?」と半信半疑でしたが、予想とは裏腹に気付いた頃には夢中になって読んでいました。
この漫画には個性的なキャラクターがたくさん登場します。見所は、メインキャラだけでなくサブキャラまでスポットを当てており、物語の終盤まで疎かにすることなくしっかりと活躍を描いている所です。彼らはそれぞれ重要な役割を担って物語の進行に大いに貢献しています。作者のキャラクターに対する熱や、封神演義という作品に対する愛情の深さが強く反映された作品だと思いました。
独特な絵柄に序盤は中々慣れませんでしたが、中盤まで行けばあまり気にならなかったですね。
少年ジャンプのキーワードである「友情・努力・勝利」の全要素が詰まった王道の作品なので、今の世代の子どもたちにもおすすめできます。絵の雰囲気は最近の漫画と少々異なりますが、ストーリー展開が良いので世代や性別問わずに楽しめる作品だと思います。