8巻まで読んで…
自宅に伺い、病気の子の面倒を見る「病児保育士」で、辛い過去を持つ主人公。
子供達相手に奮闘する姿に、その大変さを感じる。
親の愛情1番の子供達のいじらしさ…と共に、親の与える影響の大きさも感じる。
善悪の判断に欠ける幼い子供が、時折、親と同じ様な事をしたり、言ったりする。
悪い事も、刷り込みの様に、子供に受け継がれていったら、怖いと思った。
世間に居る様な夫婦や親を見てると、色々考えさせられる。
話の分かる親と、分からない親…
自分が望んでない時に生まれた子供を愛せない親は、実際にも居るらしい。
愛情慣れしてない主人公を見てると、ちょっと切なくなる。
でも、辛い想いをしてきたから、人の痛みに気付き、より優しく出来たりもする。.
世の中には、悪意を持つ人も居るけど、登場人物の様な、善意と優しさを持つ人も大勢居ると、以前、震災の時の人々をみて、そう思った。
人の優しさを感じると嬉しくなるし、不幸だった人には、やっぱり幸せになって欲しいな…って思う。