2014年初版とあるから結構昔のですね。だから絵が古い感じしますが、今でも通用する気も…そう、違和感あまりないです。3話あって蜜柑の話は前後編あり一番長いです。短編てもっと先が読んでみたくなったり、ここで終わりかよー!てなるのがモヤるのでレビューで先が…!というのがチラホラあるのは好んで読まないのですが、この作品は大丈夫かな?と。そうしたら大丈夫どころか良かったですよ。短いながら上手くキレイに終わっていて、表題作なんてもう…うぅぅ…でした。表題作とダンサーの話はオマケで小説があり、蜜柑の話はオマケ漫画があってどれも後日談…表題は後日というかなんというかですが、この各オマケで捕捉もされているのが物語に深みをもたらしていると私は思った。