ネタバレ・感想ありおじさんは忘れモノのなか。のレビュー

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リアルならダメだけど
2023年2月14日
凄く良かった。モラル云々はさておいて(BLはファンタジーだから!)切なく純粋に想う温かさが沁みます。表題作も良かったけれど、もう一編がまた最高でした。セールの内に購入をオススメします。
語りの流れが好き
2018年3月27日
表題作はタイトルにも惹かれたのですが、導入から続く主人公の心情の語りがとても好きです。どことなく切なさを感じる流れがあって、ほんのり痛みを伴うような気持ちに。おじさんとの交流はふんわりとした穏やかさがあって素敵でした。もう一編は今カレと元カレとその息子が絡む物語。やっぱりどこかほろ苦いような切なさを感じました。でも読後はすっきりとした心地良さが残ります。
後半の方が好き
2016年5月4日
35才でおじさんってDKからみたらそうだろうけど、ちょっと違和感を感じました。後の話は「好きな人」について過去や感情のケジメも良く、納得いく良い流れだと思いました。
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私的には
2014年5月30日
せつなかったです。全体的に。
決して悲しい話でもないし、むしろ幸せな話だと思うのですが、それだけじゃない感じ でもそれがリアル
タイトルが素敵
2018年5月14日
「おじさんは忘れモノのなか。」というタイトルが素敵で読みました。タイトルになっている作品は、おじさんと制服を着た高校生の話です。高校生が勝手におじさんの性癖を勘違いして落ち込んでいる描写が健気でかわいいです。エロはありませんが、それが逆に良い。この話は★4つ。もう1つの作品は子どもが登場するのですが、ちょっと非現実的で好みではないので★2つ。
大人が大人っぽくなく趣味に合わなかった
ネタバレ
2023年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 173ページ。
表題作は、同人誌で発表した10ページに、描き下ろしでストーリーをつなげたもののようです。そのせいで、齟齬ができてしまっているように思います。同人誌発表分は体の関係があるようにしか見えないのですが、描き下ろし分だと体の関係が無いように見えましたし、無い方がおじさんの行動として自然なように思います。高校生に手を出す大人は「大人」ではないと思っているので、この作品のように良い話っぽくまとめられていても趣味ではありません。タイトルは素晴らしいです。
同時収録(とは言えこっちの方が4話もあってページ数も多い)『いちばんすきな人』は、主人公が苦手でした。高校時代に自分の勝手で捨てた恋人と、その元恋人によく似た現恋人、元恋人との再会、と、物語の構図は入り組んでいて、微妙に割り切れない気持ちだったりそれでも続いていく現在だったりは悪くなかったです。
が。
主人公のしたことは相当ひどいと思うのですが、それを許されたことに対して、「きっと許された方がこたえるって知ってるんだろう」って考えてるんですよ。もう一気にこちらの気持ちは氷点下ですよ。相手が必死に苦しみに耐えてそれでも精一杯の温かい気持ちで許すという結論を出してくれているというのに、少しでも自分が傷付いたことの責任を相手に負わせようとするこの思考、本当に子供っぽいです。自分が子供だった、って反省してたのにその直後にこれだったので……「子供だった」って過去形じゃないわ。
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作家名: 北別府ニカ
ジャンル: BLマンガ
出版社: リブレ