ネタバレ・感想ありさわらないで、壊れています。のレビュー

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巻頭の「クロニック」が特に素敵
2022年4月12日
198ページ。
表題作(学園もの)に加えて、「クロニック」(吸血鬼もの)「春への扉(前後編)」(タイムリープもの)を収録した作品集。大切な美しいものを型板ガラスでできた宝石箱に入れて眺める感覚で、かなり好き。特に巻頭の「クロニック」は、子供と大人、現実とファンタジー、みだらと純情の間でゆらめいている感じが秀逸で、かつ終わり方も定石にピタッとはまっていて読後感が良かった。
「春への扉」はタイトルからしてSFでタイムリープ。設定とストーリー的に仕方ないのはわかるけど、お父さんもうちっとどうにかならなかったのかという気分にはなる。一瞬の輝きと永遠の喪失、ラストのここにあるのにどこにもない、という絶望感が美しい。
表題作は、先輩の過去ははっきり示されていないけれどだからこそあやうさが際立つし、クライマックスの威力がすごかった。それでも触れ合ったことで希望を手に入れられたという話だと思うので、タイトルの付け方が良いなぁ、と。
「クロニック」が星5、あとは星4です。
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4.0☆
2022年5月22日
表題作+2作品。「さわらないで、壊れています。」表題作、後の方に入ってます。短い作品だけど思ったより良かった。
良からぬ噂のある先輩に惹かれていくお話。先輩のことが気になる才谷。過去の噂から男好きで誰とでもやると思っていたけど実際は...壊れていたのか。意外な一面を知った時って更に惚れるよね。描き下ろしでその後の短編がついてます、それがたったの4ページですが良い。
最初の短編2作はどちらも、好みが分かれそうです。ガチなお話ではなく、SFファンタジーでどこかおとぎ話の様な曖昧さのある印象の作品です。評価は4.0☆
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作者買いです!!短編でも流石の世界観
2022年5月14日
表題作が一番心に残りました。とても不器用な者同士です、だからこそこの終わり方にそしてこのタイトルの真相にも惹きつけられました。
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作者買いです。
2022年4月9日
カシオさんの漫画は耽美で大好きです。
絵も個性があって世界観と合っていて好きです。
でもこの漫画はカシオさんの中ではそんなかな…
ちょっと残念でした。
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壊れそうなのか、壊れているのか
ネタバレ
2021年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者さんが大好きです!表題の作品は4作品中の最後に入っていますが、あらぬ?噂がたって独りで天文学部に所属している但馬と、先輩を殴ってサッカー部を退部になり楽そうな部に入ろうと天文学部のドアを叩いた才谷との交流を描いたものですが、文学的でかつ繊細な描写で、表現がたまにはっきりしなくてモヤる部分もあるのですが、それはきっと私の理解力が低いからなのだろうと、何回も読み直したくなりました。結局但馬に拒否られて最後まで致していないのでハピエンではありますが結ばれる日は来るのか?とか色々疑問が残ったので「その後」があれば良いのにと思いました。他の3作品(前後編があるので2作品?)は小気味良くひんやりなエンドで面白い。こちらも読み返したくなる作品です。
作者買い
2019年8月31日
雰囲気と、絵の感じが好きです!
他の作品にくらべたら読み直してはいないですが、、
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後輩〜
ネタバレ
2017年8月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 頑張れ後輩くん!先輩を癒せるのは君しかいない!!!2人で星見ながらラブラブしてください!他のお話もカシオ先生ワールド全開でよかったです〜!
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短編集
2017年1月19日
吸血鬼のお話が一番好きです。雰囲気があります。続き読みたかったな~。
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試し読みして、
2015年11月24日
吸血鬼ものに惹かれて何も考えず買ったけど短編集(?)でしかも表題作はこれではなく、さっさと終わってしまった(笑) 3作はいってて、吸血鬼ものとタイムスリップものと表題作の学園もの。吸血鬼ものが1番話とカシオ先生の色気ある絵が合っていたと思う。タイムスリップものは、こういう話も描くのか、と驚いた。切なく良い話だった。ちょっと後味悪いかな。学園ものは「へ~」という感想しか浮かばなく…。やはり最初に惹かれた吸血鬼ものが1番良かった。後ろ二つはカシオ先生に求めてるものがなかったので…。
ファンタジーとリアリティーの境界線。
2015年10月30日
表題作は、吸血鬼物。
ファンタジーでもありながら、納得できるようにリアリティーも含めて描かれてたから個人的には結構良かった。
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これは難しい…。
2014年11月13日
個人的には大好きです。
ただ苦手な方のほうが多いと思います。
絵もそうですが、テーマがもの凄く深い。
流して読むと何のこっちゃになると思います。
でも好きな方には物凄くハマると思います。
現実離れした独特の空間と、じりじりするジレンマ、パラドックス等がお好きな方には共感して頂けると思います。
全体的に、物凄く繊細なお話です。
作者買い
2014年9月26日
作者買いです
短編ですが、個人的見解では残念ながら今回はどれも好みではなかったです。(作品としてはよくできてると思います)
バッドエンドはないと思いますがどれも痛みを抱えてはいるかな、と。
ずーんとしたい時おすすめです。
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作家名: カシオ
ジャンル: BLマンガ
出版社: リブレ