ネタバレ・感想あり天使のうたのレビュー

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重いテーマ
ネタバレ
2024年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻181P、全表題作+描き下ろし+あとがき。2巻229P、全表題作+番外編。これは、とても重いテーマ。クリスの心の問題はクリス自身が懸命に自身に歯止めをかけていたが自分を信じきれていなかったのは第三者を頼っていたり、アレックスを遠だけて過ごす姿に観てとれる。愛しているのに…。考えれば考える程そのような心の状態になる恐ろしさを感じるがそれをも理解してそんな彼と寄り添え、尚且つフォローする存在と出会えるのはどれだけ貴重なことだろう。全てが悪では無い。全てが善でも無い。凄く難しいテーマ。
凄い作品を読んでしまった…
ネタバレ
2023年9月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ が読後の感想です。
作品紹介を読んでも今いちイメージが湧かず、気になりつつ読めてなかったのですが、これは本当に読んで良かった!
登場人物が謎めいていて、話がどう展開するかなかなかわからないのに、グイグイ読める。このお話を2巻で収めるのもすごい。途中、暗い結末になるのか心配になったけれど、見事に着地。本当に凄い作品です。
2巻、これで大団円と思った後のP154に驚愕しました。是非同じ衝撃を味わって欲しいです。
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読了後も音楽家が頭から離れない!
2022年8月27日
美貌と才能に恵まれた音楽家の、体内に流れている血が恐ろしくて、このお話は誰が主人公で誰と誰がいつBLするのだろう、、と不安になりながら読みました。重くシリアスな内容ですが、面白くて一気読みでした。
存分に味う西田イズム。
ネタバレ
2022年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 西田先生が好きすぎます。こんなラストありですか?感情が持っていかれて返して欲しいくらい。清潔で完璧な愛なんてクソ喰らえ。いろいろ足りない2人が求め合うから激しく傷つくし思い通りにはいかない。でもそれでいい。それがいいんだよ、と最後に優しく受け止めてもらった気がします。誰に?西田先生に!
愛の物語。
2022年5月15日
読み応えありました。
シリアスでダークな要素も入ってきます。
ネタバレはなしで読んだほうがいい作品ですね。
再読を勧めたいくらい
素晴らしい作品でした。
作者の掌で転がされる感動を!
ネタバレ
2022年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ こんな展開の漫画、読んだこと無い…スゴイ作家様のスゴイ作品です。
まずストーリーに翻弄されまくりで、私は最初から最後まで作者様に持っていかれっぱなしでした。一読しただけでは太刀打ちできない物語には、魅力的な登場人物たちの重めの人生が描かれてます。男たちのヒリヒリする人生が思いもよらない展開で描かれ、それに触れる私は終始ハラハラさせられっぱなしで…最終的には愛によって救われる二人にじわっと胸が温かくなって…大満足です。
何度読んでも新たな発見や新鮮な味わいが堪能できる奥深さもあり…とにかく、こんな衝撃を漫画で味わえるなんて!な貴重な作品です。
是非ともネタバレ無しで読まれる事をオススメします。
素晴らしかった。
2022年4月25日
西田先生の続きもの。読み応えあります。
最初は、なにやら不穏なクリスが怖いし、展開が読めずハラハラしますが、最後は素敵な展開が待ってます😁さすが先生。
キャラ同士の会話や皮肉などの言い回しも、人間味のある自然なやり取りで退屈せず面白いです。
あと、感動的なシーンも素敵なんですが、帰ろうとするミシェルのジャケットを、クリスが剥がして何度も呼び止めるシーンが可愛らしく、個人的にお気に入りです。笑
一度では読み解けない
ネタバレ
2021年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ これは、読むたびに表情を変えてくれそうなお話でした。
クラスが死ななくてよかった。
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素晴らしかったです
ネタバレ
2021年6月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 出版社フェアにて、作者さんの未読だった作品を何冊か購入しました。読むのが楽しみすぎます。まず、フォローさんもレビューされていたこちらを読んだのですが、読み返す度に新しく見えるものがあって、何度も読み返して、隅々まで味わいたいような、そんな作品です。あるいは、つかみ切れていないものを何とか知りたい欲求というか。
「太陽と月に背いて」は私も好きでした。ランボーの詩集も手を出したのですが、いつも最後までは読み切れないのです。到底、彼の世界には行きつけないということを何度も突き付けられました。クリスに対する心象もそれに似ていると言えるな…とフォローさんの引喩に唸りました。
この作品は、詩ではなく音楽がキーとなります。アレックスがミシェルに弾いてあげたバイオリン、クリスがミシェルに向けて弾いた曲、多分、初めて心が触れ合った場面。似た者親子だなと思います。音楽でなら気持ちを伝えられる。音楽でしか自分を表せない。(アレックスに対しては語弊があるかと思いますが)
何よりも音楽を愛する男が「音楽なんかあてにすんなよ」と言う痛み。その痛みごと受け入れてくれる人がいても、それでは済まされない闇と病み。
何だか、西田東という人が考えて描いた人物ではなく、作中の人物がそれぞれに自我を持って生きているかのような印象を受けます。それほどに迫って来るものがあります。
ギリギリまで読者にも痛みを与えながら、最後は優しい希望を持たせてくれる西田先生は、やっぱりすごいなと思います。読んで良かったと思う素晴らしい作品でした。
最高です。
2017年7月12日
2巻でこの内容を展開させて終了させられる作者が凄いです。
吉田秋生先生お好きな方、好みだと思います!
西田先生サイコーです!
最高傑作
2016年5月8日
西田さんのコミックスは全巻読んでいますが、個人的にはベストです。
正直、この作家さんの他のシリアス作品はどれもどこかで読んだような印象が否めませんでしたが、これはオリジナリティを感じましたし、心血注いで描かれたものと思います。
絵も一番綺麗です。これからも頑張って頂きたいです。
うーん
2022年11月9日
ベビーな作品でした。島で紹介されていたのでsale中に試しに購入しましたが、私には合いませんでした。ごめんなさい。
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じっくりと読みたい作品です。
2021年6月15日
しっかりとしたストーリーで、じっくりと読ませてくれる作品です。

西田先生の独特な雰囲気が最高です!

トラウマを抱え精神に異常をきたしている音楽家と息子と医者の話し。
少し重めの作品ですが、重くなりすぎなかったのは医者のキャラクターが真面目で誠実なおかげと息子が強いメンタルの持ち主だからでしょう。
難しかったよー!
ネタバレ
2016年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ うわー!これどういう事だ??と最初よくわからず(笑)
つまり、父親は自分の中の息子に手を出そうとする別人格を表に出さないように必死で抑えていた、ということか?
小さい頃に酷いトラウマを抱えたから、別人格を作って生き延びてきたということか?
そう解釈したら、全体がフワーッとまとまったから、そういうことにしてます。。。(笑)
☆2.5
2017年1月9日
好みの問題で、私には合わず、あまり楽しく読むことが出来ませんでした。
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どシリアス。
2015年8月23日
作者が好きで買ったが、ちょっと話が重すぎる。医師の相手の天才指揮者が精神的に病んでて、自分も父親からされていたが、自分も我が子を傷つけたい欲望と闘っているという、読んでてツラくなってしまった。作者独特の息抜きのようなギャグ調が、全然なく私はちょっとしんどく感じた。
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作家名: 西田東
ジャンル: BLマンガ
出版社: 新書館