カラーレシピを初めて読んでからはらだ先生の作品が気になって気になって。おおー、と思うものもあればあらら〜と思うもの、ひゃぁーとか、うげぇーとか千変万化なのですが、こちらはBLという名前を借りた戦々恐々たる心理劇(うげえーな方)だと思いました。変なトラウマを抱えたBL漫画より納得できる心理描写が怖いです。短編集で最後の二つは少しライトに仕上がっているので、ダークなはらだ劇場から割と早めに浮上してくることが出来ましたが、そうでなければ浮上に時間がかかりそうです。本来は甘々の執着溺愛系が大好きですがはらだ先生のまんがは刺さります。