ネタバレ・感想あり番人のレビュー

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独特な世界観
2022年4月20日
殺された本人が、回想する展開。

色素異常で生まれた弟。
弟の世話をする使用人。
弟たちと暮らした家を、売却する兄は、使用人に殺されて埋められる。

弟と暮らす箱庭のような環境を維持したかった使用人。
複雑・・・
ダーク国枝さん:落差大きい4作品
2020年9月15日
国枝さんのダークシリアスの短編好きなんです。
読み応えあるこの一冊は順番も憎い(笑)

・表題作は不気味な洋館での歪な三角関係モノで、ナレーションが死者!!ゾクゾクする話引き込まれます。

・二話目の花束の話が一番好きです。堅物×チャラ男の残念な背景ある寂しんぼの二人が可愛くて幸せ感ある!!

・三話目「空の裏側」タイトルの意味が重い!!
三角関係モノの贖罪と愛憎とやるせなさと。

・最後「めぐり逢い」(笑)不細工特集掲載作品。ホントに不細工で、宇宙規模の愛に爆笑!!凄いわ〜(笑)
表紙もタイトルも秀逸!
2020年7月1日
全部読んだ後、タイトルをしみじみ感じてしまいました。あと、先生のあとがきの解説、読後の余韻を残すためには解説しすぎかな?と思ったり、いや、先生はこういう思いで書いてたなかと思ったり。ただ、あんな病んだお話を書かれてるのにあとがきから推察するに真面目で優しいお人柄がわかるような気がします。
表題作が好き
ネタバレ
2020年3月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふり幅の大きな作者さんだと思います。いろいろなテイストの話が収録されている短編集ですが、表題作が一番好きです。耽美な雰囲気がありました。
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さすがですね
2019年9月10日
国枝ワールドです。大好きな作家さんです。闇系が好きな方には良いんじゃないでしょうか。4話目にギャグマンガですね、これ又、国枝ワールド全開?のお話です。本当に振り幅の広い作家さんです。
シリアス
2019年8月25日
1話目と3話目がかなり暗く病んでいます。それぞれ想いはあるのですが、上手くいかず、重苦しい関係。話がシリアスなので次どうなるんだろう、どういうことなんだろう…と読んでいて楽しかったです。最後の話はギャグですね。暗い雰囲気が中和された感じです。
独特
2017年10月31日
三角関係ありギャグありで色々な話が入っていて読みやすいです。好きなのは1番目と3番目です。どちらも執念と憎悪が詰まった話ですが、最後の笑顔が印象的でした。
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間違い無く面白かったです
2023年6月28日
特に最後の単編のコメディ。突っ込みどころ満載ですが、その前の3作品から最後はあれってその組合せ/選択が素晴らしい。表題作の「番人」は誰が誰の?何の?番人だったのでしょう?考えてしまいます。「空の裏側」は読んだ後に嫌悪感、不快感が残る作品です。
短編集
2023年1月5日
表題作の退廃的な雰囲気がさすが。
はっきりとした言葉無く続く3人の関係性を壊しにかかり永遠を手に入れる男の話だと思います。
ギャグは吹っ切れてて面白かったです。
先生の作風仄暗い感が良い
2022年8月6日
一方的な片想いが拗れております、この三角関係大好物です。
ほの暗い感じがまたいい!!他3作品入っております。
三作目の感想は背景が宇宙の猫。
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なんですかな?
2020年3月7日
このハチャメチャな1冊は⁉表題作は最初っから思いっきしシリアス?サスペンス?と、思いきや読み進めると、んーーBLなのかなあ?・・ラストは?どーゆーこと?読み解けん。あとがきで作者様が語ってくれてるので「うん!そのとーりだね」とまあ納得。暗い話もレ○プ的なヒドイ話もあったけど、読後感はそう悪くなかった。他の方のレビューにあるけど、そうかこれが《国枝ワールド》なのね✨
独特な世界
2017年11月1日
作者買いですが、この本は病んでますね。色々と暗く重く物悲しいのですが、最後の一作品で不可思議テンションで持ち上げられる感じでした。それまでの病み(闇)が払われる感じです。重苦しさを忘れるくらいの衝撃がきました。
なかなか、病んでますね😄
2017年10月30日
4つのお話があります。1つめはすでに起こったことから、過去に遡り進行しますが、病んでます。ピュアな印象もあるんだけど、救いがなく病んでます。2つめは普通の純愛系。3つめは犯罪まがいのことに囚われた、狂ってしまった間柄からの愛情で、これまた病んでます。最後は毛色の違ったギャグで、私的にはいらないと思った。それぞれ病んではいるものの、その隠れた部分に愛情を感じられ、真っ暗な気分にはならなかった。ただ、やっぱり最後のギャグ作品だけは、主人公がブサイクすぎて、見なかったらよかったと思った。
切ない…
ネタバレ
2015年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトル作品は、3人がどんな関係なんだろう?と、読み進むうちに段々と明らかになっていくのですが、最後にそうきたか…と。ただの弟ではなく、ふたりの…だからこそ愛情やいろいろな感情が入り乱れての結果になったのですね。重い感じのお話がありますが、最後に収録されているお話でかなり持ち上がると思います。(^_^;)
😊
2015年10月18日
病みですね……狂ってますね……。サスペンスです。交わらなかった心が……結局交わらない。最初で最後のキスが切ないです。
うーん
2019年8月19日
私にはちょっとハードルが高かったのかな?初めの作品はかなりシリアスだと思うのですが、難しかったです❗️考えるのは好きだけど、どう捉えていいものかわかりませんでした。3番目のお話は、この中では普通のお話ですが、なくなった人とのエピソードがあまり好きではないかな。2番目のお話はちょっと軽い感じのお話ですね。ナンパから始まる物語です。4番目においてはギャグの固まり的な感じですね。そう考えると幅の広い作家さんですね。ある意味いろんな楽しみ方がある短編集だと思います。
うーん
2018年3月11日
絵と、無料分で読みたいと思い購入しましたが、ちょっと合わなかったです。
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きちんと描かれた作品、でも好きじゃない
ネタバレ
2022年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 212ページ。
4篇入り短編集。
・表題作「番人」退廃的な闇の自己陶酔感満載の雰囲気(けっこう好き)、死者目線というのも面白い。でも何にも悪くない子供が大人の自己陶酔でかわいそうなことになってしまうのはいけません。個人的趣味として。
・「Show Me Heaven」バツイチ男と水商売男、寂しいもの同士の出会い。ライトながらきれいにまとまっていて読後感は良い。
・「空の裏側」学生時代の愛憎の決着話。陽介は酷すぎるし保はヘタレすぎるし、それを最終的に都合良い展開できれいごとっぽい思い出に変えるという……。私は陽介も保も許さぬ。
・「めぐり逢い…COSMO」スペースオペラ調ギャグ。不細工特集掲載の名に恥じぬ不細工っぷりは見事。しかしノリには付いて行けなかった。
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作家名: 国枝彩香
ジャンル: BLマンガ
出版社: リブレ
雑誌: ビーボーイ