ネタバレ・感想あり1一(ワンイチ)のレビュー

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耽美
2024年10月27日
読み放題にて。兄の一と弟の懸次郎の話。父親との関係も含め変わった関係なのでドロドロしているかと思ったらシュールで読みやすかった。絵も美しい。
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読みホ
2024年7月15日
で読みました。絵柄からもう耽美ですね、美しい!!犬の絵が、、、花を咥えて一途に待ってる犬の絵が見ていて切なくなりました。良かった、本当に良かったです。
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お耽美とお笑いと
2024年6月28日
作者様買い、ただ今セール中♪独特の世界観と美しい作画、相反したシュールなおまけマンガ♪とっても楽しめました!
実兄弟物、個人的にはちょっと地雷だけど、こちらはなんか大丈夫だった!ファンタジーのような雰囲気だからかな…
これはいい!!
2022年12月10日
これは素晴らしい!マーベラスで耽美な兄弟BLです。美しい兄は父に劣情を抱いている。その思いを知っている弟も兄に対して同じように劣情を抱いてて………。退廃的な美しさに非道徳的な情念。萌える〜!最初は重苦しい内容かと思いましたが、そうではなく所々に笑える要素があって、またそのセンスがフフフフ………マンモスいいんです!ほんと性癖ドンピシャです。肉親BLだと泥沼ズブズブな結末が多いのですが、どうぞご安心ください。ハピエンです。ハピエン厨万歳〜!こちら文句なくオススメできる胸胸キュンキュンな作品ですよっ、奥さん!
言葉つかいが懐かしい
2022年11月17日
曾祖母様とお話しているかと思ってしまいました。
手元に在る、祖父や大叔父様の日記も便りも此方の作品と同じ感じです。
祖父も大學時代は此の様な学校での生活だったのでしょうか…生前祖父依聞いた言葉に、二人称は「貴様」「僕」と言っていたそうです。
現代では「貴様」と言われますと憤る方が多いでしょうね。しかし実は尊敬の表しなのです。
これは心奪われます
ネタバレ
2022年4月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美しい作品でした。父の母(奥さん)への想い、兄の父への想い、弟の兄への想い、3人それぞれの恋慕が丁寧に表現されていて、心を奪われそうでした。父の原作小説を息子たちにが舞台上で演じるという展開もとてもよかったです。その舞台の物語の中で、それぞれの想いがある意味浄化されていく流れもすごく好きでした
愛でるBL
2021年12月23日
許せない箇所を探しましたが、見当たりません。
作者さまのご要望に添えず申し訳ない。
許せない訳ではありませんが、お父上のが“まんもす”なのだから、弟くんのもそうなんだろうかどうなのかとの確信を得たかったかもです。。。

さて、雪路先生と言えば耽美。
今作もため息が出るページばかりです。
自然草木の描写は当然の美しさ、冬の樹々が寒々としている様子など、写真では得難い凍てつきを感じてしまいます。
実は常々BL作家さまの和服の着せ方のへたっぴい加減に憤慨しているのですが、雪路先生の着こなしは現実の和装の上を行く耽美溢れた個性の煌びやかさです。
近代日本っぽい時代背景に一見ミスマッチ的な幾何学の文様をあしらった襟元などグッときてしまいました。。。

ストーリー的にもデカダンスを纏った純愛が、絵面の耽美に非常によく似合います。
お父上の、それメリバじゃん?!という小説と、弟くんの献身愛に終始した絵本の対峙が凄く効いています。。。

読むBLというよりも、愛でるBLと私の中で位置づいた今作、時間を置いて再読、再再読は間違いありません。。。

あ、今思い出しましたが許せないところと言うか気になったところ、横顔の首の位置のデッサンがちょいちょい狂っていませんか?
シリアスと面白さと美しさ
ネタバレ
2020年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵が好きでした。父に思いを寄せる病弱な兄。(憧れてきな?)そんな兄に思いを寄せる弟。父は完全に息子としか見ていないので変にどろどろは無く。弟は健気に一途に兄を思い続けていました。最後には気持ちが通じて良かった( ω-、)笑いも入って来るので息抜きになります。実兄弟ですが、特に違和感なく「良かったね!」と読めました。
いっちゃんが選んだ道がわんじろう。
2019年8月11日
レトロで全体的に少し暗めの雰囲気に、文学的な言葉遣いがぴったりです。耽美‼
小説、演劇、絵本などの芸術を通して丁寧に心理描写がなされています。
小ちゃいわんが、お祭りに行けないいっちゃんのためにわざと風邪を引いた時には、涙が出そうになりました😩想いが一方通行で、切ないストーリー展開が続きますが、不思議と背徳感はありません♦わんにとっては、思ったよりも短い片想いだったようです。2人の幸せがこれからも続くんだなという安心感で読み終えました☘💕
作者さん買いです。
2017年11月22日
雪路さん最高です。独特な絵ですが美しく綺麗でキャラたちの会話の掛け合いは楽しく読めます。表紙の色に圧倒されましたが中身は明治くらいの時代背景なのでしょうか。入りから美しい…。家族でも兄弟でも何でも来ざれ。
時代小説のよう。世界観に惹き込まれる。
2016年6月21日
216ページ、1冊表題作b。
実はこういうタイプの画は苦手なんですけど、それ以上にストーリーが良いです!
読んでると画の好みは気にならなくなる。
むしろ作者さんの耽美がかったお話の世界観と絵がよく合い、惹き込まれます。

表紙や画じゃ絶対選ばないんだけど、紹介とレビュー見て、あぁこれは読んだらハマるんだろうな〜と思ってましたが、期待を裏切らない良さでした。

紹介にあるよう近親ものですので、タブー恋愛がダメな方は回れ右で。
弟くん、まさにワン子!
彼の健気さが可愛いとともに切なくなる。
兄と父がなかなかに天然記念物ですね。

本編はシリアスですが、たまにある4コマのオマケがナイスぼけ!
良い味効かせてます(笑)
良かったです
ネタバレ
2024年10月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実の父に思いを寄せる病弱な兄、その兄に焦がれる弟の関係が大正から昭和初期といった感じの近代日本的な時代背景で耽美に描かれます。病弱な母と兄の儚さを美化した描き方がサナトリウム文学のようだと思いました。子供っぽく感じられていた弟の思いが、実は純粋で献身的で大きな愛だったんだとわかって切なくてウルッとしました。近親相かんものは好きじゃないけど、非現実感が強くてあまり気になりませんでした。
世界観に浸る
2024年8月28日
叶えてはいけない願いがあると知って大人になるのか…ナルホド。小さな絶望の積み重ねだって大人代表も言ってたしな〜。まあ小さなどころじゃないだろうが。
自己分析やりきったような青年ばかりが出てきて、母親は常に亡霊みたいにハッキリと姿は現さず男だらけの世界。時代設定と絵柄が合ってて没頭して読めました。
一が父から弟に気持ちが切り替わるのが正直あんまりよく分からなかった。一が兄弟の愛情以上のものを懸次郎にもった実感があまりわかず。弟だって兄の想いと同じように最初から諦めた恋心だったとは思うんですが。でも結末は好きです。家を出たのも良い事だと思います。言葉も手紙のように丁寧に紡がれていてじっくり読みました。
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背徳感
ネタバレ
2024年8月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 禁断の兄弟もの。でも、そこがまたいいです。
父親に片思いしている兄のイチにずっと片思いしている弟という構図。
秘めたる気持ちを見続ける苦しさ。思い切って告白しても、報われないと思うと、そばにいるのもつらくなって、家をでてしまう弟が本当に大型ワンコ的で、きゅんときます。
兄は美人受けで、これまた意外に大胆。そこが艶めかしくて好きです。
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ワンとは
2024年1月4日
美しい〜雪路先生の作品。一とワンとはそーいうことだとは。互いが縛られている。愛が強すぎるのかもしれない。本当にイヌのように慕うワンが可愛くて切なくて。それぞれの孤独を埋めて行けるように。お父様めっちゃ若い!!
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絵から想像できなかった
2022年12月17日
想像通りの耽美な世界観なのに、随所に散りばめられたショートギャグがめちゃくちゃ面白い!そこだけで⭐︎5にしたい!兄が好きな弟×父が好きな兄。憧れや恋心、好きな人の幸せを願う気持ちが、父の小説に絡めて表現される。弟が兄の犬になるのが、笑えると同時に切なくなった。また読みたい作家さん!
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耽美
2022年3月5日
物語と作画がマッチしていて、とても雰囲気のある作品でした。一の弟、懸次郎が可愛く献身的で、登場人物の中で1番感情移入出来ました。この懸次郎のキャラで、近親物でも重くならなかったのだと思います。それと、冒頭に登場する大学生は何だったのでしょうか??
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実の弟×兄
2021年12月19日
実の兄弟ということで、内容特に確認せず、購入。
幼い頃から兄を慕っている弟×父を慕っている病弱な兄。
兄の体調の都合で犬を飼えないので、代わりに弟が犬志願!ってすごいな。ナイスアイデア!頭とか洗ってもらって、楽しそうです♪
お話はよかったですが、さらっと読めてしまった。
シリアスな感じの画ですが、ちょいちょい入っている描き下ろし1ページマンガがおもしろい。
そして父親と弟、似過ぎてる…
しっとり
2020年1月6日
絵が美しいけど好みが分かれますね。時代は明治か大正あたりでしょうか。禁断の恋の呪縛に取り憑かれたような兄弟のお話。文学的で惹き込まれます。話がシリアスなのに、合間に入っている1ページのおまけマンガがシュールで笑えます。
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いける
ネタバレ
2018年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 兄弟の禁断ものだけどいけてしまいました。弟が一途!絵の昔な感じと、感じさせる地代が合っている。言葉遣いや背景も好きです。
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受け様愛され度100越え
2018年8月6日
好みが分かれる絵柄だと思いますが、面白ければ気にならない。
父親に懸想する長男。長男に恋する弟。あまりに似てないのでもしや、と思いましたがそれはなかった。
結局は家庭内ですが、まだ父親より弟がいい笑
献身的とも言える愛、とてもドキドキしました。
もっと優しくしてあげてー!
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絵がきれい
2016年2月18日
絵の雰囲気が、きれいでレトロで好みです。内容は、もっと濃いのを想像していました。そこは自分で補完します……。
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色っぽい!
2015年8月24日
色っぽい絵だなぁ……ひとつひとつのシーンで、思わず魅入ってしまいます。お話は関係が狂って行ってしまう兄弟。儚さを感じさせる全体の雰囲気に、飲み込まれます。
まつ毛
2015年7月15日
美しい絵と、それにあった雰囲気や話の流れがステキな作品だと思います。父←長男←次男な一方通行な矢印の話ですが、重く暗くはならずわりとさっぱり読める感じでした。みんなまつ毛バッチリでうらやましくなりました。
耽美な世界
2023年8月21日
この雰囲気まで匂い立つ世界に浸りました。漫画を読むというより、何か詩集を愛でたような読後感ですね。イチとワンと父親という関係性を見ると、ドロドロしてしまうのかと思いましたが、綺麗にまとめられていて、どちらかといえばサラリとした感じでした。この綺麗で目を引く絵はとても引き込まれました。
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美形の顔圧に二歩下がる…
2023年3月31日
表紙のデザインと風変わりなタイトルからは想像し得ない大正浪漫の世界が広がる「片喰み」から。黒髪の物憂げな少年、背景、構図に至るまで一つ一つが美しく目を奪われます。着物のハイカラな着こなしが素敵✨ 少年の「叶ってはいけない願い」を 青年の目を通して描く事で切なさが増して感じられました。それから数年後の本編「1一」こんなにも近くにいて抱き締めて貰えるのに、決して叶わぬ恋心。「僕の恋は生まれる前に死んでしまったのだ」これ以上の表現は無いですね。鬱々とした気持ちを抱える少年に対し、献身的で甘えたで溢れ落ちそうな大きな瞳を真っ直ぐに向けるワンコが。弟もまた胸に秘めた想いを抱いていて… これは美形家族の宿命なのか。「家族」という狭く濃密な関係性の中で、超えてはいけない一線と恋慕の狭間で苦悩する姿。しかし「どこかでそれを望んではいなかった」との兄の告白に、冷静さ(理性)と熱情が混ざり合う複雑な胸の内だったのだと知る。「片喰み」の雰囲気そのままにドロドロとした展開になるかと思いきや、思いの外 笑いと天然要素が含まれる内容。深みに嵌まる事なく兄の想いは綺麗に消化する事が出来て、これはこれで良かったんだろうな と思いました。弟にだけ見せるSっぷり、素の部分をさらけ出せるのは心を許している証拠ですからね。その辺は話の合間に挟まれる描き下ろしで存分に味わえます。そして絶妙に笑いのツボを突いてくる😄 明治中期~昭和初期にかけての時代設定と思われる本作。「片喰み」は本当に耽美な世界でしたが、本編は西洋化の最中とはいえ もう少し時代を感じさせる要素を描いてくれたら より一層作品の世界観に入り込めたかな と思います。プリンの容器や絵本の装丁、居間の調度品、犬種等、高度成長期の設定だった?と錯覚する場面に出くわして、ちょいちょいブレーキをかけられました。室名札や絵本の題字を右横書きにしたり、学生の風貌(髪型や丸眼鏡等の小物)で当時の風を取り入れたら雰囲気が出たのにな~と。学帽にマント姿がとても素敵だったので、ああいうテイストがもっと欲しかった と言うのが本音です。それから3話の作画の熱量が明らかに下がっていたのが気になりました。アシさんかな?値引き&クーポンで半額以下で購入出来てコスパはトントン。Hは最後に1回、基本的に見えない構図でぼかしが1ヶ所。2人とも上下の睫毛バッサバサの美形なので、受け同士がシてるみたいだよ~😍
良かった
2020年11月26日
絵とお話の雰囲気が合っていてよかったです。
時代背景がぼやけていてファンタジーみたいな空気感も好きです。
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ゴージャス
2015年10月10日
エロさは表紙が一番ですね😑耽美な絵に合った世界観で引き込まれました‼絵、ストーリーともに好き嫌いは分かれると思うので立ち読みで確認してから購入することをオススメします😉もっとエロエロドロドロでもよかったな〜と思うので3ですが次回作に期待です😊
要素は好き
ネタバレ
2022年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 216ページ。
耽美も実兄弟も戦前の雰囲気も好きなので、好きな要素しか無いはずなのに刺さらないのは何故なのか。
弟との犬ごっこも、理屈では好きなんです。しかし、すべてにおいて何かが足りない。相性ですかね。
時代背景に明治大正あたりを想定していると思うのですが、序盤でプッチ◯プリンっぽいものが現代的デザインのスプーンと一緒に出て来て脳がバグったのも良くなかったのかもしれません。
犬◯家の一族も戦後の作品だしね……。
本編星3つ、けどプッチ◯プリンが許せないのでマイナス1。

巻頭の本編前日譚「片喰」は良かった。これだけなら星4つ。
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作家名: 雪路凹子
ジャンル: BLマンガ 近親もの(BL)
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna