表題作のみ。ずっとずっと会いたかった…。





「初恋が牙をむく」全5話
高校時代の同級生・晃生と嵯峨のお話。家でのキスを幼かった弟・南に見られてしまった罪悪感から、離れてしまった二人の再会もの。英数字先生の作品って、かなりじわじわと効いて沁みてくるというか。だから前作も内容がしっかり頭に残ってます。今作も派手さはないんだけど、ジリジリとくる。心にしまっておいた忘れられない想いが、あの頃の想い出が、どんどん溢れてくる。過去と現在を織り込ませながらの展開は、あの頃に戻れないもどかしさや、切なさがぐっと深まります。ずっと晃生視点で進められてきたストーリーが、嵯峨視点で語られる最終話はかなりジーンときちゃいました。繊細な心理描写がお上手な作家さんだと思います。描写は見えない感じで、あっさりめ。しっとりじんわりくる作品を読みたいときにオススメです。
「弟が家を出る」描き下ろし7ページ
弟のお引っ越し。

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ゆきんこ さん
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