親愛なる僕へ殺意をこめて
」のレビュー

親愛なる僕へ殺意をこめて

井龍一/伊藤翔太

ハイどんでん返しの始まり始まり〜

ネタバレ
2019年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻まで読みました!あまり定期的に購入している作品は少ないです。3作くらいかな?

この作品は1巻から何か引っかかるな〜、ちょいちょい違和感感じるなぁ〜と思い買い始めました。

2巻の終わりで出てきたおじさん、言い分突っ込みどころ満載。

3巻?4巻の前半?くらいから彼女の言動にいよいよ違和感しか感じなくなります。1ページ進む毎に、まさかな〜、まさかね〜…そのまさかかよ!

で、主人公の人格に関しても、1巻で感じた、コレまさか逆パターンじゃない?というか引っ掛かりが5巻で、あー…。でもここからまた新しい展開がありそうな予感!

それに、他レビューにあるような、似た作品も読んだことありますが、違うよー最初から違う方向に隠れ伏線いっぱいだし、作者の思惑通りそのまんまストレートに読んでて他の作品と似てると思っちゃダメだよー、って感じです!

そんなグロくもないと思いますし、いよいよ隠れ伏線が沢山表に出てき始めて、今迄の沢山の疑問が解き明かされていきそうで楽しいです。

ま、しみじみ感じたのは「異常者と気が付かない異常者っているよな。あれ怖いよな。普通にその辺に紛れ込んでるし。でもやっぱり何かやらかすからバレる。そして皆んながいくら諭そうとしても、きょっとーんみたいな顔して、終いにはたまに笑い出したりして。もー何言ってんのー(笑)って。悪意が無いことが最大の悪という言葉が刺さるわー。」ってことですかね。本当タチ悪いし、話してて途中から気持ちのやり場が無くなるんですよね。サイコパスの区切りって難しいけど、普通にその辺にたまーに紛れてるのを発見してしまうと距離を置かないと大変な事になります。

サイコパスって遺伝するのかな…育つ中で後天的に埋め込まれる部分じゃなくて…先天的に。この作品を読んでいると調べたくなってしまいます。

サイコパス一家が近くに住んでいて、この前は警察官に注意されて逆に諭そうとしてた…そこの子供達もいつも平気で他人に怪我をさせまくって(襲うに近い)叱られても、怪我をさせてしまったのは悪いかったかもしれないけど悪気がなかったんだから怒るなんてどうかしてるって、流血してる相手に親子共々言ったときは背筋が凍った…本気で言っているのかと神経と、自分の耳を疑いました。そんな体験無いですか?主人公の彼女を知れば知るほど一家と重なって恐怖…

面白い展開期待しています!
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