ラウルの弟子
」のレビュー

ラウルの弟子

木龍がみね/北沢きょう

期待し過ぎたかな…

ネタバレ
2020年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 値段が高くて購入を迷っていましたが、魔法系ファンタジーが好きなのと表紙イラストに惹かれて上下巻購入しました。…が、ちょっと後悔してます(^_^;)試し読みがあれば買わなかったかも。というのは、他の方も書かれているように文章がほぼ「〜た。」で終わるのが非常に気になります。淡々とした文章なので躍動感、臨場感が一切ありません。「目を覚ましたら美しい所だった」「そこの村人は陽気だった」的な感じで、どんな風に?という細かいエピソードがなくて情景を描くのに苦労します。しかも、陽気な村人に会うことも無くいきなり村人全員死んでます∑(゚Д゚)陽気設定にした意味は??など、攻めに会うまでに結構なアクシデントがあるのですが、主人公は特に気に留める事も無くあっさり次に進んでしまって、えぇ!そこスルーなの!?と置いてけぼりを喰らいます笑
登場人物のセリフがいちいち説明くさい。主人公の記憶は昨日の出来事だけど現実は10年経過してる浦島太郎状態なのに適応能力高めで、もう昔の事と認識しているような表現になっている。など、気になる所が多くて上巻の序盤で心が折れそうですが、勿体ないので頑張って下巻まで読みきりたいと思います!私のように細かい所が気になる方はご注意ください!
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