嫌い、大嫌い、愛してる。
」のレビュー

嫌い、大嫌い、愛してる。

ARUKU

予備知識なしで一人で読んで。

ネタバレ
2020年5月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄すぎました。もう少し軽い話かと思ったけど、終始圧倒され途中から涙なしで読めず、最後まで目が離せませんでした。夜中に一人で読んでいてよかった。すべてのコマが見落とせない。
壮絶な二人の愛の話。攻めはクズだったけど、本当の愛を知り、受けは攻めを殺したいほど憎んでいたけど落ちた。恋とは落ちるもの。そうしたら過去の非道な所業も帳消しになるんだよね。

受けは攻めに会っていなかったらいいことが大してない人生を送ったのかなぁ。途中から受けは悲しいぐらいに孤独で、攻めしか縋る相手がいなかったんだよね。甘えるふり(?)する受けにいちいちキュンとなる攻めは可愛かったです(笑)

クズな人がたくさん出てくるけど、心ある人にもたくさん出逢えてよかった。その出逢いがなかったら二人は死んでいたよね。

最後はメリバかと心配になったけど、これはハピエン。実際に電話して警察呼んだ意味、成長したワンコ、リハビリ。
絵は私はいいと思いました。攻めが最初のほうはゲスの顔をしていますが本当に受けを愛するに従い綺麗な男になります。受けはずっと美しい。
まだまだ新しい発見がありそうなのでまた読み返します。
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